<meta property=”og:title” content=”アニメ” />

ペントスのほぼ日ブログ

劇場アニメとWordpressの話をアップしています

劇場アニメ
コラム
劇場アニメ
観て来た
劇場アニメ
公開前
劇場アニメ
公開中
イベント お知らせ
ゴジラ Webサンデー
コナン
コナン コードギアス 新妹魔王 曇天に笑う
Fate 僕のヒーロー
アカデミア
マクロス 妖怪ウォッチ デジタルイラスト タグ

「リズと青い鳥」観て来ました

 

追加:声優さんのリストを追加しました→ ★声優リスト

f:id:pen-toss:20180415113541p:plain 


今日、「リズと青い鳥」を観て来ました。

ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレット、ウィキペディア、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。

 

 

リズと青い鳥 」観て来ました。


この作品の場合、最初にふれておいた方がいいことがあります。それは「フォトセッションがない」ということです。

「フォトセッション」というのは劇場で本編の前に、スクリーンを撮影して良いミニドラマ風の撮影タイムのことです。撮影した画像はSNSへの投稿もOKです。

京都アニメーションの作品の場合、最近の作品では、「 特別版 Free!-Take Your Marks-」、「 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」、「中二病でも恋がしたい! -Take On Me- 」で「フォトセッション」がありました。


なので、「京アニの作品だから、フォトセッションがある」と思って、最初から僕はデジカメの感度を上げて、スタンバっていました。
※デジカメを持って行きましたし。

劇場でのCMが終わった時に、「そろそろかも」と思って、デジカメをケースから取り出そうと思ったら、いきなり本編が始まりました。


単なるファンサービスなので、それほど大袈裟なことではありませんが、周りの人も「え?今回はないの?」みたいな感じで戸惑っている人が結構いました。

というで、京アニの作品ですが「リズと青い鳥 」の作品は「フォトセッションなし」です。


f:id:pen-toss:20180415113541p:plain

肝心のお話なのですが、すごく繊細な話です。

なので、ストーリーからすると圧倒的に女性向けの作品なのですが、お客さんは男性の方が多かったです。

7割くらいは男性だったと思います。

「響けユーフォニアム~」は男性ファンが多いので、そのファンの人がそのまま興味を持って劇場に来てくれたという感じだと思います。

そのため「意外だな」と思って観ていたのですが、最後まで観終わると、案外、女性受けしない部分も納得できます。

というのは、リアル過ぎるからだと思います。

女の子の心理描写がすごく繊細に描かれており、「女の人が観たら、僕なんかよりずっとわかる部分があるんだろうな」と思います。

ですが、その反面、「同性として、ああいうところは、ちょっと‥‥」という部分も描かれています。

特に、主人公の一人、傘木希美(かさきのぞみ・CV東山奈央)のキャラクターが典型だと思います。

希美は美人で明るいし、演奏もトップクラスで目立つ存在です。ですが、いざという時、意外に弱気だったり、気まぐれだったりします。しかも、そんな彼女を周りの友人達も許します。

男性からすると「そういう子いるよな」という程度です。

ですが、女性の目線からするとリアル過ぎて、理解できる部分はともかく、美人で周りも一目置くのに、急に弱気になったり、自己主張できる部分もあるしで、とにかく「得なタイプ」です。

なので、うらやましかったり、ズルイと感じたりする部分もあるって、意外に好き嫌いが別れるキャラクターのように思います。


f:id:pen-toss:20180415113541p:plain

希美のキャラの話が先に来てしまいましたが、この話は、童話「リズと青い鳥」のシーンと現実世界の高校生活のお話が切り替わりながら進行していきます。

切り替わりは自然なので、違和感はありません。

ただ、驚くのは映像で「リズと青い鳥」のシーンはスタジオジブリのアニメのような絵柄です。なので、どちらかというと手描き風のアニメなのですが、絵にすごい立体感があります。

僕は最近のジブリ作品を観ていなから余計だと思うのですが、「あんな柔らかい映像で、奥行きが出るもんだな」と思います。

特に、街中や軽い遠景のシーンなどは、劇場で観ると立体感があり、ちょっぴり離れてるとか、手前の人物と奥にいるキャラクターがわかります。

リズと青い鳥」はリズと彼女の元にやってきた「謎の少女」の物語ですが、リズも「謎の少女」も声を当てているのが本田望結さんです。

本田さんは上手く演じてると思います。正直なところ、双子ではないので、同じ人が二役で演じる必要はありません。

なので、「どうして本田さん一人で演じるんだろうな?」と思っていましたが、全然違和感がなかったです。

ちなみに、「双子を一人で演じる」というと「アイドルマスター 」1期の双海 亜美・真美(ふたみ あみ・まみ)役の下田麻美さんの印象が強いのですが、何かのインタビューに「ものすごくしんどかった」とお話されていました記憶があります。
※今回はソースはなしです。

亜美・真美はテンションが高すぎるので、比較になりませんが、それを差し引いても、本田望結さんはよく一人で演じたと思います。

このキャストは大当たりで、本田さんは今後、アニメのキャラに声を当てるのもできると思います。

 

参考:アイドルマスターシリーズ ウィキペディア
THE IDOLM@STERの登場人物 ウィキペディア

f:id:pen-toss:20180415113541p:plain


現実世界の笠木希美と鎧塚みぞれ(よろいづかみぞれ・CV種崎敦美)の心境が「リズと青い鳥」のリズと謎の少女たちと心情とシンクロしているというのが、このお話のテーマですが、、、、。

このあたりはネタバレに近いので、ちょっと整理したいので、先にパンフレットの画像と本日公開のプロモーション動画をアップします。 

 

公式ページ

 f:id:pen-toss:20180417115048p:plain

2018.04.21
インフォメーション 本日より『リズと青い鳥』公開!ロングPVを解禁!

 

「本日より『リズと青い鳥』公開!ロングPVを解禁!本日より上映中の『リズと青い鳥』ロングPVを公開しました!」

 

リズと青い鳥』ロングPV

www.youtube.com

 パンフレットの画像はこちら

f:id:pen-toss:20180421162744j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162755j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162811j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162820j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162840j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421162853j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162908j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421162921j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421162940j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421163022j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421163042j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421163054j:plain

 

続きはこのページ上で書きます。
続きもよろしくです。

f:id:pen-toss:20180415113541p:plain

 

先にパンフレットの画像をアップしたので、パンフレットの話をしますが今回のパンフレットはすごい字が多いです。

「パンフレット=映画館でしか買えない小冊子」です。

要するに、劇場で観た人だけが買うものなので、大体、作品のことをコンパクトにまとめていて、版権の心配がないので画像がいっぱいです。

それに対して、今回のパンフレットは山田尚子監督と脚本の吉田玲子さんの対談と種崎敦美さん(鎧塚みぞれ)、東山奈央さん(傘木希美)、山田尚子監督の対談で8ページとっています。

しかも、挿入絵が小さいし、パンフレットは全編35ページなので、この対談にかなりのページをつかっています。なので、作品はともかく、山田監督や脚本の吉田玲子さん、声優の種崎敦美さん、東山奈央さんをチェックしている人はかなり読み応えがあると思います。

ちなみに、このメンバーは京アニの「押し」のメンバーらしく、舞台挨拶の時の動画も残っています。

以前取り上げたことがあるのですが、再度、貼っておきます。


f:id:pen-toss:20180415113541p:plain

東山奈央種崎敦美、と「リズと青い鳥」映像を絶賛!「舞台を見ているよう」 
映画「リズと青い鳥」完成披露舞台あいさつ1

www.youtube.com

 

本田望結、恐縮しすぎ?監督、共演者とおじぎ連発 
映画「リズと青い鳥」完成披露舞台あいさつ2

www.youtube.com

こちらも貼っておきますね。
f:id:pen-toss:20180414184459p:plain

本田望結京アニリズと青い鳥」で声優に 
1人2役に挑戦 初の公開アフレコもwww.youtube.com

 f:id:pen-toss:20180415113551p:plain


ということで、現実世界のお話ですが、高校のキャンパスライフが前面に描かれているので、学園ものが好きな人は楽しめます。

クラブ活動の青春ものですが、みぞれと希美を中心に進路の話がからんで来るところは、「響けユーフォニアム~」の定番だと思います。

僕は「 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」しか知らないのですが、「~届けたいメロディ」では、黄前 久美子(おうまえくみこ)姉の麻美子が美容師になる決意を固めて再度、進路のことで悩むシーンがあります。

リズと青い鳥」でも、この描写をオーバーラップさせるように、みぞれと希美が進路で悩むのですが(2人の関係も含めて)、この2人の場合は、麻美子と全く違うので、高校時代の進路の悩みが独特のものであることを改めて思い出します。

進路の話は、パンフレットの種崎敦美さんと東山奈央さんの対談の中にも出て来ており、このあたりの気持ちがよくわかるお二人が演じているので、微妙な心の描写とかはすごくキレイに描かれている(演じられて)いると思います。

ちなみにパンフレットの対談の中以下のような話があります。

  

種崎敦美(鎧塚みぞれ)×東山奈央(傘木希美)×山田尚子監督

~前略

種崎:でもそんな頃の思い出って、「あの頃はなんだったんだろう?」って思うこともありますよね。

山田:そう思えるのはちゃんと消化されているんですよね。

東山:未来の二人もそうなっていたら良いですよね。

種崎:学生時代は世界が狭いから、そうなることが多いんだと思っています。

後略~

 

僕も含めて大人になってしまうと、振り返ってしか、この気持ちが理解出来ないし、思春期の頃の悩みは独特なので、この作品は中学生から高校生の女の子や、黄前 久美子の姉の麻美子世代の人に観て欲しいと思います。

声優さんのまとめと、パンフレットの残りがありますが、ここで1回アップしておきます。
 

            
★声優リスト★



 
声優さんのリストはこちら
 

鎧塚 みぞれ(よろいづか みぞれ)
声 - 種﨑敦美

傘木 希美(かさき のぞみ)
声 - 東山奈央

中川 夏紀 (なかがわ なつき)
声 - 藤村鼓乃美

吉川 優子 (よしかわ ゆうこ)
声 - 山岡ゆり

剣崎 梨々花 (けんざき りりか)
声 - 杉浦しおり

黄前 久美子 (おおまえ くみこ)
声 - 黒沢ともよ

高坂 麗奈 (こうさか れいな)
声 - 安済知佳

加藤 葉月 (かとう はづき)
声 - 朝井彩加


川島 緑輝 (かわしま さふぁいあ)
声 - 豊田萌絵


滝 昇
声 - 櫻井孝弘


新山聡子
声 - 桑島法子

橋本真博
声 - 中村悠一


リズ/少女
声 - 本田望結

 

※順番はパンフレットに合わせています。
※リスト内での敬称は省略しました


「響けユーフォニアム~」のメンバーですが、改めてこれを見ると、いろんな人が声をあてていますね。


僕の場合、最近の劇場アニメの作品で印象が強いのは、以下の声優さんです。

 

新妹魔王の契約者(テスタメント) 」:成瀬 澪(なるせ みお)役: 朝井彩加

マクロスΔ 」:レイナ・プラウラー役:東山奈央


マクロスFRONTIER (フロンティア)
:早乙女 アルト(さおとめ アルト):中村悠一

「~フロンティア」:松浦 ナナセ(まつうら ナナセ): 桑島法子

 

人気の声優さんなので、いろんな作品にでていますね。

 
1回アップします。パンフレットの残りと、入場特典は後でアップしますね。

 

今回の入場特典はこちら。ちょっと大きいめのポストカードですf:id:pen-toss:20180421231502j:plain


裏面はこんな感じですf:id:pen-toss:20180421231513j:plain

 
パンフレットの続きはこちら

f:id:pen-toss:20180421231526j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421231538j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421231648j:plain

 

 

f:id:pen-toss:20180421231700j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421231730j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421231745j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421231758j:plain

 

f:id:pen-toss:20180421231810j:plain

 

こんな感じです。明日タイプミスの確認と書き足しがないかチェックします。

 
最後に、書いておいた方がいいことが1つ残っていました。

それは「音」の話です。


この作品の場合、吹奏楽がテーマになっているのですが、「~届けたいメロディ」ほど大きな音での演奏シーンがありません。

その代わり、みぞれと希美のソロの演奏パートのシーンがあります。

このシーンの時に、2人ともオーボエとフルートですから、「溜め」の部分で息を吸い込む音までリアルに入っています。

 

僕は先週の「劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』 」と今回といい、偶然、スピーカーの近くの座席でした。

 

なので、どちらもすごく音がリアルで、いつもと違う楽しみ方が出来ました。


「~ゼロの執行人」の時は、カーアークションのシーンの時に安室 透の愛車、RX7のロータリーエンジンの音がすごくリアルに感じました。


リズと青い鳥」はもっと繊細な音が、リアルに違いが感じられるので、この作品に関してはスピーカーの近くの席でも楽しいかもしれません。

ちょっと、好き嫌いの別れるところもありますが、進路と友人との関係がテーマの作品なので、このタイプの学園物が好きな人は劇場で観ることをお勧めします。

 

ということで、今回は以上です。