「劇場版名探偵コナン から紅の恋歌 」が2017年邦画興行収入No.1!
「劇場版名探偵コナン から紅の恋歌 」が2017年邦画興行収入No.1に正式決定!
ということで、名探偵コナンのTwitterにツイートがあります。
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【Twitter 名探偵コナン】
\2017年邦画興行収入No.1/ 劇場版『#名探偵コナン #から紅の恋歌』が
2017年邦画興行収入ランキングNo.1に 正式決定致しました!
ファンのみなさん、製作のみなさん、おめでとうございます!
すごい話ですが、気になるのは「他の映画はどんな作品だったのか?」ということです。なので「一般社団法人日本映画製作者連盟」で、興業収入のランキングを見てみました。このページで昨年のものも含め全部見ることが出来ますから。
2017年度(平成29年)のベスト10だけピックアップすると以下のようになります。
2017年度(平成29年)興収10億円以上番組 (平成30年1月発表)
2位:映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
3位:銀魂
5位:君の膵臓をたべたい
6位:メアリと魔女の花
7位:映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!
8位:劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-
9位:忍びの国
10位:22年目の告白 ―私が殺人犯です―
これを見てびっくりするのは、「ほとんどアニメ作品」ということです。
ということで、アニメ以外の作品は以下のとおりです。
3位:銀魂
5位:君の膵臓をたべたい
9位:忍びの国
10位:22年目の告白 ―私が殺人犯です―
ですが、3位の銀魂は原作がマンガでテレビアニメはもちろん、劇場アニメ作品も2010年4月14日に「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年7月6日「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が劇場アニメ化されており、実写版の「銀魂」は劇場アニメより後から製作されています。
出典:銀魂 (アニメ) ウィキペディア
このことを考えるとアニメと無関係の作品でベスト10に入った作品は以下の3作品だけということになり、日本ではアニメがいかに人気があるかわかります。
5位:君の膵臓をたべたい
9位:忍びの国
10位:22年目の告白 ―私が殺人犯です―
※「君の肝臓をたべたい」は今秋に劇場アニメの上映が決定しています。
これだけでも、十分すごいのですが、ここまで来ると気になることが、もう1つあります。それは「歴代の興業収入のランキングはどうなっているのか?」ということです。
「興行通信社」が歴代の興業収入のランキングも発表しているので、こちらで確認できます。
↓
【興業通信社】CINEMAランキング通信
>歴代興業収入ベスト100
先ほどと同じように、ベスト10だけをピックアップすると以下のようになります。
1位:千と千尋の神隠し
2位:タイタニック
3位:アナと雪の女王
4位:君の名は。
6位:ハウルの動く城
7位:もののけ姫
8位:踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
10位:アバター
ちなみに、今度は外国の作品も入っています。
それにも関わらずアニメが4作品もランク入りしており、しかも1位は日本のアニメの「千と千尋の神隠し」です。
※3位「アナと雪の女王」は海外作品/アメリカ:ディズニー
このことを考えると、今年のこれからのアニメもおもしろい作品がいっぱいあり、すごく期待できます。
ちなみに、1月17日にこちらのブログで「 劇場アニメの満足度と興業収入ってなに?」という記事を書きました。
その時に「進撃の巨人が興行収入ランキングのベスト10に入っていない」という話がありましたが、先の「興業通信社」の年間ランキングを確認したところ、やはりランキングに入っていませんでした。詳細は以下のとおりです。
2014年11月22日公開「劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢」
2015年6月27日公開「劇場版 進撃の巨人 後編~自由の翼」
追記:以下の作品は実写作品です
2015年7位「 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」
2015年24位「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」
多分、系列のせいだと思うのですが、このことがあるため発表される興業収入が劇場作品の人気の全てをあらわすバロメータであるとはいえません。
ですが、基準の1つであることは間違いありませんし、「劇場版名探偵コナン から紅の恋歌 」が1位になったのは、うれしいことです。
これからもいろんな作品がスクリーンデビューしてくるし、コナンも最新作の「 劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』」も4月13日に公開されます。
これからも楽しみな作品が続くので、こちらでも盛り上げていきたいと思います。
ということで、今回は以上です。