『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』観て来ました
ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、ウィキペディアに記載されている情報にはネタバレのない触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』はクラシックの名作です。今、大阪では爆音映画祭・大阪/堺という映画祭のようなイベントで「シン・ゴジラ」、「超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか」、etc.旧作の放映をしています。
過去記事です ↓
思いつきコラム-20 爆音映画祭の話
なので、今回は『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』を観て来ました。
最初に観てびっくりしたのはやはり画質です。ウィキペディアによると『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』の劇場公開は1984年7月21日(大阪・名古屋地区では7月7日)とあるので、33年も前の作品です。
なので、画質については、今のアニメにとても太刀打ち出来ません。そんなことはわかり切っているはずです。ですが、マクロスシリーズの映像の美しさは定評があるので、僕が勝手に「クラシックの名作=30年以上前の作品」ということを忘れていました。
ですが、やはり描き込みのすごい作品なので、しばらく観ていたら目が慣れて、さほど気にならなくなります。要するに、魅せるところは細部までとことん描かれてるので、いくら旧作といっても、当時のアニメの最高峰です。なので、最初はちょっと違和感がありますが、好きな人ならそれほど苦にならないとは思います。
特にストーリーは全く古さを感じないと思います。以前、「ルパン三世 カリオストロの城」のデジタルリマスター版を観た時は、画質より時代が激しく違って驚きました。
印象的なシーンは銭形警部がインターポールの会議で、各国の警察関係者に責められるシーンです。その時にドイツが東と西に分かれていますし、会議にはソビエト連邦も出席しています。
ドイツは1990年に東西統一しており、今、東ドイツなんて国はありません。ソビエト連邦も1991年に崩壊しており、今はロシアです。
こういった、歴史的な大事件が当たり前に描かれていて、時代背景にショックを受けるということはありません。
過去記事です
ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版 を観てきました
映画『ルパン三世 カリオストロの城(デジタルリマスター版)』予告編 - YouTube
ファーストマクロスのお話は「巨人達の戦いに人類が巻き込まれる」というのが大筋のお話です。
※実際には巻き込まれるというより一方的に侵略されるわけですが。
その中で、「愛・おぼえていますか」ではゼントラーディーに侵略されて地球から脱出したマクロスから始まり、メルトランディは後から登場してきます。
要するに、何もかもわからない状態で、侵略される理由もわからなければ、ゼントラーディーとメルトランディが戦っている理由もわからないというお話です。
そんな中で、マクロスシリーズの定番の三角関係の男女関係と歌を絡ませながら、いろんな出来事が起こり、少しづつ謎がわかり始める、、、というお話です。
マクロスシリーズはどれも、お話が独立しているので、前作を観ていないと新作を楽しめないということはありません。最新作のマクロスΔも、前作のフロンティアを観ていなくても全く問題ありません。
ですが、前作を見るとお話の背景がわかるので、やっぱりより作品を楽しめます。
特に、「歌で戦いを止める」という、こだわりはファースト・マクロスにあり、最近の作品でもミンメイの名前が出るくらいなので、「マクロスに詳しい」ということで、ちょっぴり友達に自慢したい人は観てもいいと思います。
初代バルキリーのシンプルなデザインも新鮮ですし、今観ても十分楽しめます。興味のある人は観ても損はないと思います。
今回は無料でなく324円ですが、バンダイチャンネルで「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が以下のリンクから視聴出来ます。
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ちょっと気の早い話ですが、来年の2月9日公開の劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレが楽しみですね。
ちなみに、今回は旧作なので、パンフレットがありません。なので、今回は以上です。
追記
最後のスタッフロールで地球統合軍のオペレーター「キム・キャビロフ」のところに、11月16日にお亡くなりになった鶴ひろみさんの名前がありました。
※スタッフロールでは地球統合軍オペレーターの記載はありません
いろんなキャラクターに命を吹き込んで、みんなの心の中に残る人でした。心よりご冥福をお祈りいたします。
参考情報