デジタルイラスト奮闘記-43 ---- 自炊とタブレット-04 自炊した画像はどこに保存する?
9月4日:更新:DropboxとiCloudのリンク貼り付けておきました
お元気でしょうか?僕の地元大阪ではだいぶ涼しくなってきました。ひょっとしたら今年は残暑もきつくないかもしれないですね。
さて自炊の話の続きです。
自炊とは「マンガ、書籍などの紙媒体をスキャナーでスキャンしてデジタルデータにすること」という話は何回かしてきたので、ここまでは問題ないと思います。
次に「自炊したデータはどうやって見ているのか?」という話をしましたが、僕の場合は、「アンドロイドのタブレットパソコンで見ている」という話をしました。
僕は「デジタルイラスト奮闘記-40 」で書いた通り、自炊したデータはパソコンに保存して、USB(有線)でタブレットパソコンやスマートフォンのマイクロSDカードにコピーするのが、一番手軽で便利だと思っています。
図にするとこうい感じです。
↓ ※紫の枠で囲っているところにデータを保管出来ます。
ですが、パソコン情報誌などでは以下の2つの保存場所も時々、話題になります。
1)クラウド
2)NAS(=ローカルネットワーク上)
なので、今回はこの話、つまり「自炊したデータをどこに保管すると便利なのか?」という話をします。
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1)クラウドについて
一応、説明しておきますが、クラウドというのはインターネット上でデータを預かってくれるサービスのことです。
実際にはクラウドにはもっと深い意味があります。ですがITの仕事をしている人は別として、普通の人の言う「クラウド」は先の通りインターネット上でデータを預かってもらうサービスという解釈で大きな問題はないと思います。
身近なクラウドサービスはアップルのiCloud(アイクラウド)で、iPhoneユーザーなら使っていなくても、言葉くらいは知っているという人も多いと思います。
ちなみにクラウドを利用する場合を図にするとこんな感じです
↓ ※紫の枠で囲っているところにデータを保管出来ます。
「クラウドにデータを保存すると何が便利か?」というと、以下の2つの通りです。
A)外出先からでもスマートホン、タブレットパソコンで見れる
B)有線(USB)でデータをコピーする必要がない
A)外出先からスマートホン、タブレットで見れる
通信費や無線環境にもよりますが自炊したマンガ、本、くらいは大丈夫です。例えば、地方に行って通信環境が極端に悪い場合は別ですが、大阪在住の僕の場合、大阪市内で駅周辺、カフェ、etc.での通信状況はそれほと悪くありません。音楽や動画はデータによって微妙ですがマンガや本くらいのデータの通信については通信費もそれほど高くありませんし、通信環境もそれほどシビアでなくても問題ありません。
B)有線(USB)でデータをコピーする必要がない
これはかなり便利だと思います。図の通りパソコンとクラウドはネット回線ですから、インターネットの使える環境なら常時接続が可能です。タブレットでのデータ閲覧のために有線接続する必要がありません。
ちょこっと情報
・クラウドの場合、無料で利用できるサービスでは使える容量は4ギガバイトくらいです。まず4GBの容量で足りるのか、有料のサービスを利用するのか考える必要があります。
・スマホやタブレットのOSがアンドロイド、iOSの場合は別途ソフトのインストールが必要になります。Googleプレイストアや、アップルストアから無料でダウンロードできます。
・僕はDropboxというクラウドサービスの有料版を利用しています。値段は1テラバイトで一年間で12,000円です。友達に自炊したマンガを公開したりできるので楽しいですよ。
参考情報:9月4日追加
Dropbox
https://www.dropbox.com/
iCloud
https://www.apple.com/jp/icloud/
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本当なら、2)のNAS(=ローカルネットワーク上) について、お話したいのですが、この話は長くなります。
「NAS(ナス)ってなんだ?」という話がありますので。なので、今回はここで区切っておきます。
デジタルイラスト奮闘記はもう1つテーマがあって、「基礎製図演習〈2〉」という教則本の話もあります。こちらの話は、前述のNASの話が終わったら続きをアップする予定です。
ということで、今回は以上です。
涼しくなってきたのでそろそろアイスクリーム、かき氷の食べ過ぎには注意して下さいね。
PS:もちろんビールも。