宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」 観てきました
11月07日:追加
コミックナタリーの
「ヤマト2202」トークイベント in 新宿ピカデリーにリンクを貼りました。
11月15日(木)、11月22日(木)
【コミックナタリー】「ヤマト2202」福井晴敏、玉盛順一朗らスタッフ登壇のトークイベント開催
【新宿ピカデリー】TOP>日別上映スケジュール
11月15日(木):“愛のヤマトークナイト”【第一夜】 座席指定ページ
11月22日(木):“愛のヤマトークナイト”【第二夜】 座席指定ページ
11月04日: ★追加 :1
コミックナタリーの故・石塚運昇さんの記事にリンクを貼りました。
【コミックナタリー】「ヤマト2202」故・石塚運昇の最後のセリフは「頼む」、山寺宏一が思い受け取る
11月04日: ★追加:2
名探偵コナンシリーズと国家安全保障
こちらのブログでは、劇場アニメ専門のブログでほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。
今週末の新作は、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」 」と明日、公開の「K SEVEN STORIES Episode5 「メモリー・オブ・レッド BURN」 」です。
ということで、「 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」」を観てきました。
ここから先はネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレット、 ウィキペディア、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
とりあえず、画像を先にアップしておきます。
劇場でのグッズはこちら。
僕が行った劇場ではプラモデルの展示もありました。
定番ですが、カッコいいですね。
入場者プレゼントはこちら。
中身はこんな感じ
ここからはパンフレットです。
ここまでで、半分くらいです。
レビューはこのページの続きで書きます。1回アップしておきます。
こちらのブログでは、第一章から第五章のレビューを書いてないので、途中からになります。
ですが、出来るだけわかりやすく&ネタバレのない範囲で書いてみたいと思います。
ということで、1~5章までの劇場公開日を順番に並べてみました。
2017-02-25
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章「嚆矢篇」
2017-06-24
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」
2017-10-14
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」
2018-01-27
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章「天命篇」
2018-05-25
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇
2018-11-02
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」
見てわかるとおり、今回の六章だけ半年近く間が空いています。
なので、好きな人には「今回は待ちくたびれた」という感じだと思います。
僕の場合は、劇場で観たのは第一章「嚆矢篇」と第二章「発進篇」だけで、あとはテレビやバンダイチャンネルで追っています。
www.b-ch.com
なので、「待ちくたびれた」というほどではありませんが、「加藤の話があるので、第六章『回生篇』は満を持しているのかも」と思いながら待っていたタイプです。
加藤の子供の話は、1話までさかのぼりますが、ヤマトのコアなファンならずとも、第一章「嚆矢篇」を観たときに、加藤の子供が病気がちなのは気になっていたと思います。
※第一章だったと思います。
要するに、カンの良い人は何らかのキッカケで加藤の子供(=翼)の存在は、お話の中に絡んでくるとは感じていたと思います。
とはいえ、こういう形でとは思っていなかったので、びっくりの展開ですが。
1話の話になりましたし、僕自身もコアなヤマト2202のファンではないので、2202だけではなく、軽くヤマト・ネタに触れながら、出来るだけネタバレのない範囲でライトなレビューをしてみたいと思います。
ヤマトはプロモーション動画が多いので、いろんなところで予習できます。僕が最初に「愛の宣伝会議 」シリーズでびっくりしたのは、ヤマト2202の脚本に福井晴敏さんが参加されているということです。
福井晴敏さんの代表作はいうまでもなく、「亡国のイージス」です。
原作は小説ですが、マンガや実写映画にもなりましたし、この作品はその後の日本の娯楽作品に大きな影響を与えた作品です。
【Amazon】 亡国のイージス 上(講談社文庫) |
【Amazon】 亡国のイージス 下(講談社文庫) |
「亡国のイージス」は簡単に触れると、日本のイージス艦が某国のスパイに乗っ取られる、というお話です。
原作の中では、架空の敵対国のスパイということになっていますが、どう見てもこの作品の「架空の敵対国家」というのは北朝鮮です。
今のご時勢ですから、こうい話も出来ますが、当時(1999年)、こういうお話は、あまりにも不謹慎でフィクションとはいえ、発表することさえ許されないような雰囲気がありました。
そんな時代に「現実はともかく、フィクションだから」ということで、登場した作品ですが、非常にリアルな話で、安全保障について大きく考えさせられる作品でした。そして、その後の日本の映画やアニメに大きな影響を与えました。
僕の知っている範囲で、「亡国のイージス」の影響を強く受けているアニメは「劇場版 - 名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」です。
劇場版『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』特報
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お話の展開もよく似ており、「この作品は『亡国のイージス』の影響をかなり受けているのでは?」と思います。
※僕は「亡国のイージス」はマンガで読みました。小説版の詳細は知らないです。
僕の感想ですが、「劇場版-名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」は「コナンのような子供向けのメジャー作品が、よくこんな危ない話をテーマにしたな」と思います。
それくらい「亡国のイージス」は「フィクションだから」という建前をフルに使って、危ないテーマを取り上げる先駆的な存在でした。
追加2
名探偵コナン・シリーズと国家安全保障
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話がヤマト2202からあまりにも離れてしまって、申し訳ないのですが、福井さんはこういうリアルな展開が得意な作家さんです。
この番組の聞き役も福井晴敏さんで、海上自衛隊の観艦式の番組です
海上自衛隊 ヒストリーチャンネル
ということで、ヤマト2202もSFの舞台を借りているのですが、ガミラスが民主化する、etc.、次から次へと現実世界とリンクしていそうな政治的な話が登場します。
ヤマト2199のときは全く感じませんでしたが(僕が忘れているのかもしれませんが)、このあたり設定はちょっと、びっくりします。
1回、アップしておきます。
話が「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」」の話からそれてしまっていますが、ちょっとづつ戻していこうと思っています、続きはこのページで書きます。
※今のところ、ソースは貼っていませんが、作品のリンク、etc.はちょっとづつ貼っていく予定です。
続きです。
1章からの共通のお話はテレサからの助けに応じたことがキッカケになり、ガトランティスと戦争をすることになる。というのがヤマト2202のだいたいのお話です。
ガトランティスはガミラス以上の強大な敵で、とても太刀打ちできそうにありません。
ですが、地球連邦には今までと違うところが2つあります。
1つは時間断層です。イスカンダルから帰還後、コスモリバースの力によって「時間断層」という、時間の進行が早い空間を手に入れたため、「『時間断層』の中で大量の兵器を短期間に作ることが可能になった」ということが、過去の地球連邦大きく異なります。
もう1つはガミラスの存在で、ガミラスとの戦いもほぼ完全に終結し、和平を締結。ガミラスが味方になりして一緒にガトランティスと戦ってくれる、ということです。
このあたりが宇宙戦艦ヤマト2202シリーズのメインのお話です。
要するに、ガトランティスとの戦いを軸にして、いろんなストーリーが絡んできます。観ている人を引き込む設定の1つは、過去の宿敵ガミラス側の人物が味方になったり、やっぱり裏切られて敵になったり、、、というような展開があり、いろいろ盛り上がります。
ということで、5章での大きな出来事は航空隊の加藤三郎が息子・翼の病気の治療薬をもらうのために、ガトランティスからの潜入工作員・桂木透子(かつらぎとうこ)との取引に応じてしまい、戦闘中にヤマトの波動エンジンを止めてしまったということです。
※桂木透子は2202の中で、すごく大きな存在ですが、ここでは古代や島、etc.ヤマトクルーの目線にあわせて、とりあえず「工作員らしい人物」ということにしておきます。
その結果、ヤマトは白色彗星帝国に落下してしまう、というのが5章までのお話です。
ということで、6章からは以下の2点を中心にお話は始まります。
1)彗星帝国に落下する前にヤマトから退艦したクルーはどうなるのか?
・無事に救出されたが今後、どういう形で戦いに参加するのか?
2)ヤマトから退艦できなかったクルーはどうなったのか?
・退艦出来ずに彗星帝国に落下したヤマトは無事なのか?
・波動エンジンだけの問題だったのか?=艦全体は大破しなかったのか?
・乗務員は無事なのか?
続きがありますが、1回アップしておきます。
ヤマトから退艦したクルーはいろいろあるものの順調です。
クルーは全員無事ですから。
結論からいうと、「銀河」のクルーとして戦線に復帰します。
作業のほとんどがAIの判断の認証であることや、「銀河」のクルーの感覚に戸惑う旧ヤマトのクルーですが、真田さんを中心にそれなりに対応していきます。
問題はヤマトの方で、こちらは問題が山積みです。
重力に引き込まれた星は彗星帝国だと思っていたのですが、霧に包まれており、どうも、彗星帝国ではないらしい、、、ということです。
とにかく、現状把握のために斉藤、永倉、キーマン、アナライザーの3人と1台で調査に出かけたこところ、ガトランティスの語り部といわれるAIのような存在と出会い、彼らから場所はゼムリアという惑星であること、etc.、さまざまな事実を知る事になる。というのが、6章のストーリーです。
この辺りで前半1/3くらいです。あまり書くとネタバレになってしまいそうなので、この辺りで止めておきます。
ヤマト2202は途中参加するのはちょっとしんどいのですが、予告編のようなプロモーション動画がいっぱいあるので、興味を持った人はこのあたりから始めてはいかかでしょうか。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章上映記念 愛の宣伝会議 ①
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章上映記念 愛の宣伝会議 ②
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章上映記念 愛の宣伝会議③
追記
重い話ですし、僕はライトなファンで詳しいご活躍を知らないので、触れませんでしたが、故・石塚運昇さんのエピソードは以下の記事でお願いします。
石塚さんのご冥福をお祈りし、楠見尚己さんの土方竜の活躍を応援しております。
【コミックナタリー】「ヤマト2202」故・石塚運昇の最後のセリフは「頼む」、山寺宏一が思い受け取る
「ヤマト2202」故・石塚運昇の最後のセリフは「頼む」、山寺宏一が思い受け取る ~前略 |
ということで、今回は以上です。
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参考