「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」観て来ました
更新:1月8日
テレビ版1期の感想を追加しました。
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テレビ版1期観ました。
更新:1月7日
パンフレットの画像のつづきと、Tシャツ、缶バッチセット、ポストカードセット、劇場での「商品販売リスト」の画像を追加しました。
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パンフレットの続きです
更新:
公式ページトップの【パセラコラボレーションメニュー】の記事をまとめました。
更新:入場特典とパンフレットの画像を追加しました
「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」観て来ました。ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレットの情報には触れます。あとウィキペディアに記載されている情報もネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
この作品は京都アニメの作品です。なので、定番の撮影タイムがあります。僕は「響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」、「Free!-Take Your Marks-」、以来、3作目です。なので、京アニの作品は撮影タイム(フォトセッション)があるのを知っています。
ということで、今回のフォトセッションの画像はこちら。
トリミングしてもここまで。
三回目なのに、今回は全然キレイに撮れませんでした。ちなみに「Free!」の時の画像はこちら。
ユーフォの時はこちら
今回が一番ひどいです。こうなったのはちゃんと理由があります。僕はデジカメを使っているのですが(全部同じデジカメです)、今回は「どうせ後でトリミングするから」と思って、ズームを全く使いませんでした。その方が手ブレの影響を受けにくいですから。
ところがカメラの判断は全然違っていて、モニターの中の明るさを画面全体の明るさの平均に合わせたんだと思います。要するに、もっとアップにして、カメラに「明るい画面だ」と判断しやすい構図にしてあげた方が良かったと思います。
今だから、そんなことも言えますが、短い撮影タイムの間にそこまで気が付きません。「ズームで拡大する」という事に、頭が回らなくて、4枚撮影したのですが、これが一番マシでした(泣)。
なので、京アニの作品を観る時は以下のように構えていた方がいいと思います。
1)本編の最初に撮影タイムがある ※スマホやデジカメは取り出しやすいところに入れておく ※スマホは電源を落とさずにマナーモードにしておく
2)撮影するときはズームで映画のスクリーンをモニター全体まで表示する |
ということだと思います。次回の京アニ作品でリベンジしたいと思います。
ということで本編ですが、面白かったです。
タイトル通り、思いっきり中二病全開で楽しかったです。僕はテレビ版の2、3話しか観てません。なので今回、初めて区切り良く完結するところまで観たのですが、こんなにちゃんとしたお話だったんですね。
僕はてっきり最初から最後まで、中二病全開のノリでグダグダして終わりだと思っていました。
それにしても、富樫勇太(とがし ゆうた/声:福山潤)はいいヤツですね。優しいし、勉強もそこそこ出来るみたいだし。だいたいこのタイプのアニメは男性キャラの方がイマイチ君で、女の子の方が美人だったり可愛いというのが定番です。
要するに作り話なんだから「ダメ男でも可愛い子にモテる」という、男性の願望を実現しているような作品が多いですから。
ところが、この作品の場合、逆です。ヒロインの小鳥遊 六花(たかなし りっか/声: 内田真礼)の方が中二病で「痛い女の子」であるのに、対して、勇太の方はそこそこイケメンで優しくて、勉強もそれなりに出来るという存在です。
男性向けのアニメでこういう展開の作品は少ないです。ですが、「中二病で痛い女の子」でも可愛い六花と、丹生谷森夏(にぶたに しんか)を始め、六花の周りに可愛い女の子を登場させて上手くバランスをとっています。
このあたりのバランスのとり方も上手ですし、そもそもラブコメにしてはストーリーがしっかりしていて、みんなお話のなかでちょっとづつ成長していきます。
あと、この作品の大きな特徴はキャラクターの名前だと思います。
前に特番の「暗黒謝肉祭!」の動画での中で声優さんが、自己紹介(=キャラクターの紹介)をしてくれました。声優さんはみんな滑舌がいいので、キャラクターの名前を聞き取れましたが、画面の下に表示される漢字がみんなすごいです。※動画も貼っておきます
映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- 公開記念特番 暗黒謝肉祭!
丹生谷 森夏(にぶたに しんか)声: 赤﨑千夏
五月七日くみん(つゆり くみん)声: 朝倉杏美
※敬称略
です。
この作品に詳しい人は、知っていると思いますが、これらはどれも実際にある名字だそうです。「名字由来net」というサイトで名字の由来を調べてみたところ、以下の通りでした。
【名字】小鳥遊 【読み】たかなし 【全国人数】およそ30人
高梨(たかなし)からの転化。清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)井上氏流の名族。信濃国高井郡高梨邑を領した高梨盛光が、長男に高梨、次男に鳥楽(たかなし)、三男に小鳥遊(たかなし)、四男に仁科(にしな)の姓を与えたことから。
意味は読んで字のごとくである。なお、次男の鳥楽(たかなし)氏は文献によっては鳥遊(たかなし)氏であったり、あやふやなところがある。
小鳥が遊ぶ=天敵(鷹)がいない=タカナシ。また近年の創作物では頻繁に使用される苗字である |
【名字】凸守 【読み】でこもり 【全国人数】 およそ10人
詳しい起源などは不明。現在は大阪府に一世帯だけ存在する模様。 |
【名字】丹生谷 【読み】たんおや,たんせいや,たおや,にゅうのや,にうのや,にぶのや,においたに,におのや,にぶや,にうや 【全国人数】 およそ850人
現和歌山県と三重県南部である紀伊国那賀郡粉河庄丹生谷が起源(ルーツ)である。近年、愛媛県に多数みられる。和歌山県、大阪府や愛知県、東京都などにもみられる。「谷」は谷の地形を表す。関連姓丹生屋。 |
【名字】五月七日 【読み】つゆり 【全国人数】 調査中
「栗花落」(つゆり)と何らかの関係があるとも言われる。
~中略
|
だそうです。
「小鳥が遊ぶ=鷹(天敵)がいない=たかなし」
「五月七日に栗花落(つゆり)という雨乞いの祭りが行われた」ということで、架空の名字ではなく、実際に存在する名字だそうです。※五月七日(つゆり)は微妙ですが
ちなみに「九十九七瀬(つくも ななせ/声:井上喜久子)」も変った名字ですが、こちらはパソコンのパーツショップの「TUKUMO(ツクモ)」があるので、まだ聞き慣れていますね。
話を戻しますが、六花、勇太を始め登場するキャラクターはみんな高校生です。
※訂正:同級生ではないですね。五月七日くみんは1年先輩ですし、凸森は1年下でしたね。同じ高校の同級生です
要するに、高校生になったのに、いまだに中二病から卒業できない六花を中心としたラブコメで、六花ほどではないものの登場人物はみんな中二病です。
ただし、勇太だけは高校進学を機会に中二病から卒業する決意で、中二病とは違う楽しい高校生活を目指しています。なのに、そんな勇太の周りに六花を始め、中二病の面々が登場し彼をダークサイドに引きもどそうとする(というかトラブルに巻き込まれる)、というのがメインのストーリーです。
僕はテレビ版をほとんど観てないので、つながりがわかりませんが、映画版では「六花がイタリアに行く」というキッカケから物語は進みます。
普通に考えると「イタリアに行く=旅行」ということで短期間です。ところが、
「大学進学すらも危うい六花の将来を考えるのであれば、イタリアで家族と新しい生活を始める」※劇場購入のパンフレットより
という判断を姉の十花は下します。
そのため中二病のメンバーからの提案で六花と勇太は駆け落ちして、「離れたくないアピール」を十花にするというのが「劇場版 ~Take On Me!」のメインストーリーです。
ちなみに「駆け落ち」と家出は違います。家出の目的は「親から逃げる=心配してもらう」ということですから、友達の家に数日間、居候(いそうろう)すれば、十分、目的が果たせます。
ですが、「駆け落ち」は「一緒になる=離れない」という決意を見せるためのものなので、お手軽に友人宅に泊まるわけにはいかず、遠くまで行く必要があります。
今、パンフレットで2人が駆け落ちしたルートを見ているのですが、駆け落ちらしく、無計画ぶりがわかるルートになっていて、よく考えられています。
僕は六花たちの地元が東京周辺だと思っていました。ですが、今回の駆け落ちのルートには東京も入っています。なので、戸惑いながら劇場で観ていたのですが、今、ネットで調べたところ、六花たちの地元は滋賀県の琵琶湖周辺だそうです。
※聖地の詳細はリンク先にあります
【NAVER】中二病でも恋がしたい!
聖地巡礼・舞台訪問ガイドブック
「~ Take On Me!」の劇中で京都タワーの周辺が出てくるのですが、今、京都タワーでは「弱虫ペダル GLORY LINE 」のイベントをやっています。
なので、今回「~ Take On Me!」で取り上げられたこともあり、京都タワー周辺はしばらく盛り上がると思います。
※「弱虫ペダル」の京都タワーのイベントは以下のリンク先にあります。
ちなみに、先の動画「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- 公開記念特番 暗黒謝肉祭!」のなかで(8分50秒あたり)、上坂さんが「劇中でもグルメシーンが多い」と言っていましたが、あまりリアルな料理の描写シーンはなかったです。
ただし、駆け落ちの追跡をしている森夏と早苗が追跡のついでに、「味噌ラーメン屋にいるかも!」、「ジンギスカン屋の方が怪しい!」、「スープカレーも捨てがたい!」みたいな話があり北海道を含め、軽くご当地グルメを紹介するようなシーンはあります。
話はそれますが、最近の劇場アニメでは「Fate/stay night[Heaven's Feel]」、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」に食事のシーンがあり、すごくリアルに描かれいます。それに影響されていると思うのですが、「衛宮さんちの今日のごはん」がアニメ化されることが決まっています。
こういったこともあるので、これからもアニメの中で食事のシーンがリアルに描かれたり、軽くご当地グルメに触れてお話を盛り上げるようなシーンは増えると思います。
個人的な意見ですが、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」での衛宮士郎と妹・美遊の食事のシーンは描写がすごくキレイで、印象に残っています。料理も美味しいそうですし、兄弟が仲良く食事をしているシーンは見ていて心が温かくなりました。
興味のある方はこちらもどうぞ。
話を「劇場版 ~-Take On Me-」に戻しますが、駆け落ちの最終目的地での出来事やイタリア行きの話の結末、etc. はネタバレにるので、伏せておきます。ですが、非常に凝ったお話で、普通のラブコメに終わるのではなく、中二病からの卒業と六花たちの成長物語になっています。すごく良いお話なので、気になっている方は、ぜひ劇場で観ることをお勧めします。
劇場特典、パンフレットの写真は、後ほど、このページ上でアップします。
一度、ここで区切って、この記事をアップしておきます。
また見に戻って来ていただければうれしいです。
ということで、今回の特典はこちら。「入場者プレゼント」にある通り、1週目は35㎜フィルムです。非常に小さいのでポケットに入れるとなくす可能性があるので、今回は気をつけた方がいいです。
ちなみに、これってどうやって見るんでしょうね。フィルムカメラの知識がないので、とりあえず普通に撮影してみました。
※リップスティックと同じくらいの大きさです
2週目/1月13日(土)からの入場者プレゼントはコースターです
→「数量限定 入場者プレゼント」
購入したパンフレットはこちら。表紙です。
裏表紙です
見開き1ページ
2ページ
3ページ
キャラクターと声優さんのページ
キャラクターと声優さんのページ
キャラクターと声優さんのページ
キャラクターと声優さんのページ
キャラクターと声優さんのページ
駆け落ちマップです。劇場で観た人は楽しめるページになってます。
グッズページです
Tシャツの実物です。僕が行った時はまだグッズは全部ありました。
缶バッチセットとポストカードです。
記載するのを忘れていたのですが、メタルチャームの販売日が延期になっています。
グッズを楽しみにしていた人は「映画 中二病でも恋がしたい! -GOODS-」にある通り
「※商品お取り扱いの有無・購入制限数・販売開始日時に関する詳細は、上映劇場にお問い合わせください。」
とのことなので、今回は運もあると思います。狙っている人は買えたらいいですね。
【暗黒の契約メタルチャーム 発売延期のお知らせ】 全国の上映予定劇場で随時販売を予定しております。 |
ちなみに以下の通り、1週目の入場者プレゼントは35㎜フィルムですが、先の画像のとおり非常に小さいし、フィルムカメラ用のルーペ、etc.がないと大きく見れません。
なので、2週目以降の方が入場者プレゼントやグッズで盛り上がる可能性があるので、しばらく目が離せないですね。
公式サイトのトップページにある【パセラコラボレーションメニュー】の記事のまとめです。
新宿、池袋、横浜にある店舗のコラボイベントの紹介記事です。
こちらからもリンク先を貼っておきます。行く方は楽しんで来て下さいね。
パセラコラボレーションメニュー登場!
開催期間: 2018.01.06~02.04 開催店舗:
パセラ新宿本店、パセラ池袋本店、パセラ横浜関内店
ということで、今回は以上です。
追記:1月7日
今更ですが、テレビ版1期観てます。観終わったら、また追加しておきます。
追加:1月8日
「【TVアニメ】中二病でも恋がしたい!」観ました。ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、今回の「【劇場版】~ -Take On Me-」のパンフレットの情報には触れます。あとウィキペディアに記載されている情報もネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
テレビ版1期の全12話観ました。すごい良かったです。感動しました。
僕はアニメが好きですが、ズボラなので毎週録画予約をして欠かさずテレビのアニメを観るのが苦手です。なので、劇場版は楽しみにしていて、せめて週1回くらは劇場で楽しんでいます。
そういう見方をするので、いつもよくわからない状態で劇場版をみることになります。
今回もそうで、「2、3話観たので、そこそこ楽しめるだろう」くらいの気持ちだったのですが、この作品の場合、途中の話と最後のエンディングがこんなに違うと思ってませんでした。
実際、バンダイチャンネルのレビューに
「フランス映画のようなおしゃれなラストなのに、タイトルのせいで人に言えない。先頭から見る人は、半分以上途中で脱落しそうなので、止める前に最終回を見るといいのかな。」
とあります。僕は「フランス映画?そんな作品か?」と思いました。
ですが劇場版のエンディングはキレイにまとめてます。なので、「ストーリーはしっかりしてるみたいだけど」と思って見始めました。
ですがテレビ版のラストは、、、まさかの展開で泣いた人もいるのではないでしょうか。
要するに、テレビ版をちゃんと見てる人はこのあたりのストーリメイキングの信頼度、キャラクターの裏設定も知っていて劇場で楽しんでたんだと思うと、ちょっとうらやましい気持ちもあります。
こちらのブログではネタバレなしがポリシーなので、あまり込み入ったことは書きませんが、丹生谷森夏のキャラなどはテレビ版をしっかり観ている人の方が、ずっと楽しめてると思います。
劇場版しか知らない僕は「丹生谷森夏って美人だけれど、ちょっと中二病の面白い女の子」という程度ですが、テレビ版を知っている人は「オモシロイ」どころの性格ではないし、「美人」と言っても相当なレベルで、男子からの人気者だったんですね。
テレビ版を観ないと彼女が元チア部だったということも知りませんし、そもそもチア部に入った理由すら想像もつかないですから。
ですが、劇場版を観てから「そうだったの?」と思いながら観るのも楽しいです。先にバンダイチャンネルのレビューで
「~ 先頭から見る人は、半分以上途中で脱落しそうなので、止める前に最終回を見るといいのかな。」
とあったのは、このことです。要するに、前半から中盤くらいまでの中二病全開の展開に付き合うには「恥ずかしい」と思いながらも、笑って中二病に付き合えるだけの免疫が必要です。
なので、真面目な人は先に劇場版を観て「ただのラブコメではない」という認識を持ってから、テレビ版を観た方が楽しめると思います。そうでないと、途中で恥ずかしくなって、投げ出してしまう人もいそうですから。
要するに、「真性に元中二病が挑んでもだめ」ということです。
なので、お手軽なアニメファンという人は、先に劇場版をみてからテレビ版を観ることをお勧めします。
今、ニコニコ動画のアニメチャンネルで、1話が無料配信されています。「真性」の人もそうでない人でも、1話くらいは問題ないので、この機会に観てはいかがでしょうか。
ということで今回は以上です。