デジタルイラスト奮闘記-03 ---- SAIの導入とガイドブックについて
前回の続きで、PainterとPhotoshopの使い方がよくわからず、ガイドブックも書店で見つけらなかったという話です。結局、そんな理由でSAIの購入を決意しました。
ちょっと調べればSAIがシェアウエアでパッケージソフトではない事がわかりました。SAIはしばらく更新されていないソフトで動作確認はWidows XPまでとの事です。そのため、とりあえず体験版をダウンロードして動作確認をしたところ、幸い僕のPC(Widows7/64bit)では問題なく動作しました。
動作確認といっても、たいした事をするわけではありません。新規ファイルを作成して、落書きレベルのお絵かき、2~3のツールの動作をチェックして保存する程度です。しかし、問題なくどれも動作したので、とりあえずはSAIの導入を決めて、ガイドブックも購入しました。購入したガイドブックは「専門学校生のための必修SAIマスター」というガイドブックです。
ちなみに、この本のamazonのレビューは☆☆で、なかなか厳しいものです。ユーザーにより差があるので、なんとも言えませんが、全く初心者の僕にはレベルが合っており、気に入っております。「専門学校生のための必修SAIマスター」の内容ですが、ツールの機能を箇条書き形式で説明しているだけです。チュートリアル形式で描きながら説明していくタイプのガイドブックではないし、色塗りの詳しいテクニックの説明もないので、そういうタイプのガイドブックを探している人には向いていません。
僕の場合は超初心者なので2番目の項目の「002キャンバスに名前をつける」というところで、既に役に立っています。というのは新規キャンバスのサイズをA4-350dpiで作成するように、書いてありますが、僕のような全くのビギナーではこんな大きなサイズでキャンバスを作成するという事に考えが至りません。
実際、動作チェックのときは512×512pixelとか800×600pixelでキャンバスを作成していたのですが、A4-350dpiのキャンバスと512×512pixel、800×600pixelのキャンバスでは鉛筆ツールの描き心地がかなり違います。僕の場合は、この辺のレベルからのスタートなので、この時点で、やっと描ける環境が整ったという感じでした。
SAI公式サイト
https://www.systemax.jp/ja/sai/
「専門学校生のための必修SAIマスター」
- 作者: 株式会社オブラゴン,金子博亘(日本デザイナー学院講師)
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/09/24
- メディア: 大型本
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