劇場版「フリクリ オルタナ」観てきました
※9月9日:タイプミス、etc.文章のおかしなところを修正しました。
ついでに東京と大阪の「フリクリ」ストアの過去記事のリンクも貼り付けておきます。
【ペントスのほぼ日ブログ】
「フリクリ」ストアが池袋PARCO & HMV&BOOKS SHINSAIBASHI大阪に!新作グッズ、ベスパや複製原画など展示も!
こちらのブログでは、ほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。
今日末の封切の新作は「フリクリ オルタナ 」です。
ということで、「フリクリ オルタナ 」を観て来ました。
ここから先はネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレット、ウィキペディア、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
面白かったです。
先に画像を貼っておきます。
劇場の売店のグッズはこちら。
パンフレット巻末にグッズのネット通販情報が記載されているので、貼り付けておきます。
ここからはパンフレットの画像です。
※この作品は来場者特典はありませんでした。
これで半分くらいです。残りは夜遅い時間にはります。
パンフレットはこれで全部です。
※レビューは遅くなります。明日の夜、このページで書きます。
レビューです。面白かったです。
この作品で最初に思うのは、「本当に公開されて良かった」ということです。
だいぶ前から公開予定の告知はあったのですが、公式ページのデザインが整ったり、「本当に公開しそう」という雰囲気になったのは割と最近だったと思います。
この作品の場合、最初の公開(制作)の告知から、ものすごく時間がかかったので一時期は「もう公開されないかも」という雰囲気もありましたから。
ちなみによく似たタイプの作品に(=公開の告知がされてから公式ページ等での告知がほとんどない)「蒼きウル」があります。
【livedoor NEWS】【!?】「トップをねらえ3!(トップ3)」制作決定、「蒼きウル」も
【Twitter】蒼きウル
https://twitter.com/uruinblue
「蒼きウル」の具体的な公開決定の記事は昨日、フリクリの公開初日にありました。どちらもGAINAX系列の作品なので、偶然ではないのかもしれません。
2つ目に感じることは「ものすごく長い作品」ということです。
「フリクリ オルタナ」の上映時間は137分です。
劇場アニメで120分を超える作品は少ないので、137分というのはものすごく長いと感じました。始まる前のCMが10分ありますから、実質、137+10=147分=約2時間半あり、かなり長く感じます。
あと「予習の必要な作品か?」ということですが、余裕があれば観た方がいいと思います。
「余裕があれば観た方がいい」という理由は、この作品は元々OVAだったため、前作が6話しかないからです。
テレビ作品で24話以上ある場合は時間的に無理がありますが、6話くらいならなんとかなります。なので、余裕のある人は前作の6話を観てから劇場に行った方が楽しめると思います。
有料ですが1話30分で、全作バンダイチャンネルで公開されているので、来週以降、観にいく予定のある人はチェックしたら楽しいと思います。
僕は予習なしで観ました。ちょっと戸惑ったところもあるのですが、許容範囲内です。お話が進むにつれてちょっとづつわかってくるので、忙しい人は予習なしでもいいと思います。
劇場版「フリクリ オルタナ」& 劇場版「フリクリ プログレ」本PVwww.youtube.com
お話の内容は、簡単にいうと河本カナ・17歳・女子高生とその仲間たち(4人)のハイスクールライフに、大きな事件を絡めているストーリーです。
お話の舞台は「津金井市」という架空の町です。
感覚でいうと、千葉県か静岡あたりがモデルになっているような気がします。
全然違うかもしれませんが、僕がそう感じる理由は、お話の中でロケットの発射基地が登場し、その基地が彼女たちの街から近いからです。
現実の世界で「ロケットの発射基地」というと種子島にある「種子島宇宙センター |宇宙航空研究開発機構 」です。種子島にロケットの発射基地がある理由は簡単で、ロケットが地球の引力を振り切る時に自転よる遠心力を利用する必要があるからです。
要するに、地球の引力圏を離脱するためには赤道の近く(円周の大きいエリア)からロケットを発射した方が、自転による大きな遠心力を利用出来るからです。
「劇場版 フリクリ オルタナ 」では、お話の設定上、ロケットの発射基地が複数出てきます。なので単純に「赤道に近いエリア=九州以南」とはいえません。
加えてお話の雰囲気からして「津金井市」は関東圏のどこかっぽい雰囲気があるので、太平洋側でどこかの半島の南端というイメージがあります。僕の個人的な感想ですが、千葉の房総半島っぽい雰囲気があります。
正確には関東圏ではありませんが地理的には静岡もそれっぽいので、僕は「千葉とか静岡あたりかも」と思いながら観てました。
※本州最南端は和歌山県・串本町の潮岬(しおのみさき)で、現実に民間ロケット発射のための施設を誘致しようという話もあります。ですが、お話の雰囲気は関西圏ではありませんね。
【産経WEST】「串本の空にロケットを」 ロケット誘致で和歌山・串本町が推進室開設
ということで、お話に宇宙が絡んでくると「壮大なストーリー」というイメージがありますが、全然そんなことはなくて、河本カナと彼女のクラスメイト、辺田友美、矢島 聖、本山 満の女子高生4人のキャピキャピのハイスクールライフです。
ところが、その普通の高校生活に謎の人物ハルハラ・ハラ子や神田束太が関わってきて少しづつ、、、というか突然、お話がブッ飛んだ方向にシフトして行くというお話です。
もっと書きたいのですが、1回ここで区切ります。続きは夜に書きます。
※ニュースのソース、etc.も次回に貼り付けます。
続きです。
キャラクターの名前が出たのですが、劇中ではみんなニックネームで呼ばれているので、声優さんと一緒に登場人物をまとめると以下のような感じです。
ハルハラ・ハル子 --- 本名:ハルハ・ラハル
声---新谷真由美
河本カナ(こうもと かな)---カナぶん
声---美山加恋
辺田友美(へただ ともみ)---ペッツ
声---吉田有里
矢島 聖(やじま ひじり)---ヒジリー
声---飯田里穂
本山 満(もとやま まん)---モッさん
声---田村睦心
神田束太
声---青山 穣
木滝真希望
声---松谷彼哉
デニス用賀
声---森 功至
須藤 完
声---小西克幸
佐々木 門
声---永塚琢馬
相田 弁
声---鈴木崚汰
河本静香
声---伊藤美紀
河本文太
声---真坂美帆
※出展は劇場で購入したパンフレットです。
※名前の読み仮名は神田束太、以下記載がありません
↑ 本山 満までは読み仮名の記載があります。
※リスト内での敬称は省略しました
このラインアップで一番最初に気がつくのは、美山加恋さんです。
プリキュアシリーズの 宇佐美いちか / キュアホイップ 役で有名ですから。
【キラキラ☆プリキュアアラモード】キュアカスタードへんしんシーン
あとパンフレットにはハルハラ・ハル子役の新谷真弓さんの写真があり、可愛い人です。
こんな可愛い人がハルハラ・ハル子みたいなダミ声を出せるんだと思うと、プロの声優さんはやっぱりすごいです。
パンフレットによると代表作は「この世界の片隅に 」(北条サン)、「TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』 」(蛇崩乃音)、etc.とのことです。
ついでにメインキャラ4人の残りの3人の声優さんの代表作もリストしておきます。
辺田友美(へただ ともみ)---ペッツ
声-吉田有里
代表作
「BanG Dream! ガルパ☆ピコ 」北沢はぐみ
「TVアニメ「パンチライン」 」チラ之助
etc.
矢島 聖(やじま ひじり)---ヒジリー
声-飯田里穂
代表作
「邪神ちゃんドロップキック DROPKICK ON MY DEVIL!! 」ペルセポネ2世
「ラブライブ! 」星野 凛
etc.
本山 満(もとやま まん)---モッさん
声-田村睦心
代表作
「妖怪ウォッチシャドウサイド 」有星アキノリ
「キャプテン翼(第4作) 」石崎 了
etc.
あと、この作品で大きいのは音楽の存在です。
全編にわたって「the pillows」のBGMがバックに流れるのですが、the pillowsのシンプルなサウンドがこの作品の雰囲気にぴったりシンクロして盛り上げています。
the pillows/劇場版「フリクリ オルタナ/プログレ」Song Collection
「FooL on CooL generation」全曲クロスフェード視聴動画
僕は音楽に詳しくないので、the pillowsのことは名前くらいしか知らなかったです。
ですが、長きにわたって活動しているバンドで、ウィキペディアによるとアメリカでも人気があるそうです。
the pillows ウィキペディア
フリクリ ウィキペディア
「フリクリ」は海外でも人気があるらしいのですが、多分、「お気に入りの日本のロックとハジけた映像が楽しめるアニメ」というポジションで「フリクリ」を楽しんでいる人が多いのだと思います。
この話はパンフレットにも記載されており、the pillowsの山中さわおさんのコメントに以下のようにあります。
劇場販売のパンフレット「劇場版 フリクリ オルタナ」より~ ---「フリクリ」の新作が発表されると知ったときは、どんな心境でしたか? |
ということだそうです。
要するに、宇宙人も登場するのですが、基本的に女子高生のハイスクールライフの楽しさや悩みがテーマの作品です。
そういったお話がハジけた映像とthe pillowsのサウンドで、味付けされていて独特の雰囲気の作品になっています。
映像が気になる人、邦楽ロックが好きな人には特にお勧めの作品なので、劇場で観ることをお勧めします。
ということで、今回は以上です。