夏休みネタ:日本史探偵コナン &ちょっとアンゴルモア
こちらのブログでは、ほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。
今週末は新作は、本日、17日(金)封切の「ペンギン・ハイウェイ 」、18日(土)封切の「 劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人 」、「アラーニェの虫籠 」の3本です。
明日の「 劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人 」は観に行く予定をしていますが、今日の「ペンギン・ハイウェイ 」は観に行けるかどうかわかりません。
なので、とりあえず別の話題を1つアップしておきます。
今週の水曜日は「週刊少年サンデー」が休刊だったので、Webサンデーの「名探偵コナン」のトピック「 Webサンデー>名探偵コナン」の更新もありませんでした。
なので、水曜日に名探偵コナンの話題を軽く探したところ、書店で面白い「コナン本」を見つけました。
「日本史探偵コナン」という本で、全12巻なのですが、1冊、買ってみました。
簡単にいうと、小学生に学校で習う日本史に興味を持ってもらうために、名探偵コナンの「少年探偵団」メンバーが登場するマンガで日本史を説明している本です。
※解説のページもありますが、ほぼ全編マンガです。
日本史探偵コナン(完結)
全巻12巻で、
第1巻 - 縄文時代 - 原始世界の冒険者(タイムドリフター) ~
第12巻 - 昭和時代 - 焼け跡の綿帽子(タンポポ)
まであります。
冒頭のP4には
「前略~本書はどの巻から読んでもお話が分かるようになっています。まずは興味を持った時代のお話から読んでみてください。~後略」
とあり、1巻から読まなくてもいい構成になっています。
僕が購入したのはこちら、「第5巻 - 平安時代-十二単の好敵手(ライバル)」です。
「この機会に、マンガやアニメで、よく話題になる時代の日本史を知りたい」と思い、購入しました。
マンガやアニメでよく取り上げられる日本史というと、なんといっても幕末から明治にかけての新撰組が活躍した頃です。
なので、「第10巻 - 幕末・維新 - 暗黒の羅針盤(コンパス)」にしようかと思ったのですが、ちょっと気になることがあり、今回は平安時代の「第5巻 - 平安時代 - 十二単の好敵手(ライバル)」にしました。
「気になること」というのはこちら。YouTubeで見つけた動画です。
【6月26日配信】皇帝たちの中国 第4回「漢字を使いこなせない中国人」
宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】
約17分の動画で「漢字を使いこなせない中国人」というタイトルですが、タイトルを見た瞬間に「この人、なに言ってるんだ?漢字の本場は中国で、中国人が漢字を使いこなせないはずないだろう?」。
と思ったのですが、考えてみれば中国語にはひらがなもカタカナもありません。なので漢字の読み方(=発音)を表現する方法が存在しません。
「どうやっているのかな?」と思ってたのですが、その話をしてくれています。
「第5巻 - 平安時代 - 十二単の好敵手(ライバル)」は平安時代の話なので、ひらがなとカタナカの話が少し出て来ます。
ひらがなとカタカナのページはこちら。
先の動画や「~平安時代 - 十二単の好敵手(ライバル)」を読むと、「日本語って上手く出来てるんだな」と思います。
動画によると、 現在の中華人民共和国では漢字のルビ( = ふりがな・発音の表記)はabcのローマ字で表現しているそうです。
漢字の本場・中国で、漢字の読み方や発音をアルファベットで表現しているとは知らなかったです。
動画「漢字を使いこなせない中国人」でお話してくれているのは宮脇淳子先生という人で、モンゴル史の専門家だそうです。「アンゴルモア元寇合戦記 」も人気ですし、宮脇先生が元寇の話を解説してくれる機会があるかもしれないですね。
第三回「アンゴルモア元寇合戦記~一所懸命TV~」 TVアニメ2018年7月より放送開始!
【アンゴルモア 元寇合戦記】PV ☆2018年放送予定
「アンゴルモア元寇合戦記」PV第2弾 TVアニメ2018年7月より放送開始!
「アンゴルモア元寇合戦記」PV第3弾 TVアニメ2018年7月より放送開始!
話を「【小学館】日本史探偵コナン 」にもどしますが、
4ページに
「前略~本書はどの巻から読んでもお話が分かるようになっています。まずは興味を持った時代のお話から読んでみてください。~後略」
とありました。
ですが、お話の主人公で過去にタイムトラベルする姉妹「ハル」と「リク」の紹介は1巻にあるので、マンガとして楽しむ場合は1巻は買った方がいいです。
お話の構成が過去にタイムトラベルする主人公たち「タイムドリフター」を、コナン君や「少年探偵団」、阿笠博士が現代からサポートするというパターンになっています。
「第5巻 - 平安時代 - 十二単の好敵手(ライバル)」だけでは「タイムドリフター」の「リク」と「ハル」がタイムトラベルをすることになったキッカケがよくわかりません。
タイムトラベルに必要な「時のイシ」というアイテムが出てくるのですが、こちらの話も「第1巻 - 縄文時代 - ~ 」にあるらしいので、マンガとして楽しむ場合は「第1巻 - 縄文時代 - 原始世界の冒険者(タイムドリフター)」は買った方がいいように思います。
とはいえ、「小学生に学校で習う日本史に興味を持ってもうら」うというのが、この本のテーマです。時代区分のストーリーにコナン君たちがからんで来るので、小学生が読むには「とりあえず気に入った時代の1冊」でいいと思います。
「名探偵コナンが好き」という子供さんで、「学校が苦手だけれど、勉強に興味を持って欲しい」という場合は好きな時代区分の巻と「第1巻 - 縄文時代 - 原始世界の冒険者(タイムドリフター) 」をセットで買ってあげてもいいように思います。
夏休みの自由研究やレポートみたいにまとめるのもにも向いていますし、小学生の子供さんに買ってあげてもいい本だと思います。
もちろん、大人のコナン・ファン、アニメファンで日本史に興味がある人が読んでも楽しいです。
ということで、今回は以上です。