『PECEMAKER 鐵 想道』を観て来ました
こちらのブログでは、ほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。
今日は「PECEMAKER 鐵 想道」の公開初日です。
ということで、「PECEMAKER 鐵 想道 」を観て来ました。
ここから先はネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレット、ウィキペディア、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
僕はこの作品の原作を全く知りません。なので、とりあえずパンフレットの画像からアップします。
ということで、パンフレットはこれで全部です。
あとグッズですが、僕が行った劇場ではグッズの店頭展示がありませんでした。
展示なしで、以下のような感じでレジにて販売でした。
モバイルバッテリーとクリアウォータータンブラーは画像が全くないので、わからないです。
ですが、クリア☆POPはパンフレットに画像があります。こんな感じです。
ついでに他の画像も貼っておきます。
缶バッチ
ブロマイド
公式ページに巾着とドラマCDはあるので、通販のページにリンクを貼っておきます。
※バッテリーとクリアウォータータンブラーはありませんでした。
1回アップします。続きはこのページで更新します。
面白かったです。
レディースの作品ですし、僕はこの作品の原作を全く読んでません。
名前しか知らないので、観るかどうか迷ったのですが、幕末を舞台にした作品が好きなので予習なしで観ました。
予想通り定番の「幕末もの」で、良かったです。
男性は好みが別れますが、女の人で「幕末もの」や、個性的なキャラの作品が好きな人は観た方がいいと思います。
僕は書店で表紙を見ただけなので、今回の入場特典で初めてマンガの原作を観たのですが、劇場のアニメとちょっと絵柄が違います。
入場特典のマンガはこちら。
中身は4枚(8ページ)のオリジナルのショートストーリです。
マンガも良さそうですが、僕はアニメの絵柄の方が親しみやすくて好きです。
ということで、お話のレビューですが、今回はいつものようにお話の背景を解説して、ネタバレのない範囲で、作品を解説するというのは無理です。
お話が総集編っぽい作りになっていますし、今回は全く知りませんから。
ということで、今回は新撰組の誕生秘話の話を調べてみました。※もしかしたら原作にあるかもしれませんが
ということで、参考にしたのはこちら。
新選組誕生 幕末に青春をかけた男たち その時歴史が動いた
文久3年(1863年)8月18日:新撰組誕生の日
youtu.be
※9分20秒頃と26分38秒に、それぞれ約15秒間ソフトのCMが入ります。
この話はパンフレットで購入したカタログにもあり、P9に以下の通りあります。
新撰組
慶応3年(1867年)には、伊東甲子太郎ら一派が御陵衛士を結成して脱退。伊東らを襲撃・暗殺(油小路事件)し、同年10月に新撰組は旧幕府軍い従い戊辰戦争に参加することになる。 |
この番組を見たら、びっくりします。
簡単にいうと新撰組はもともと浪士組(番組内では浪士隊)という組織だったということです。
しかも、浪士組結成の立案者、清河八郎(きよかわはちろう)は攘夷派で反幕府勢力です。
何がなんだかさっぱりわからない話ですが、「真実は小説より奇なり」を地でいく実話です。
簡単にいうと、清河は最初から反幕府の考えの持ち主です。ですが、彼の力ではどうにもならないので幕府の力を借りて、幕府に不満を持っている者を集めて、彼らを裏切らせるというのが清河の策略です。
そのために、幕府内に浪士(失業した侍)や元犯罪者であっても、志があるもので、京都の治安を警備する警備隊を作ろうと提案します。
文久2年12月8日、清河の建言は採用されます。
清河の建言書には
浪士隊:建言書 |
という一節が含まれていた、とのことです。
そして、建言書のとおり、失業している侍たち、過去に犯罪歴のある侍であっても受け入れるとの言葉とおり、雑多な侍たち234人を採用します。
この中に、近藤勇以下、土方歳三、沖田総司、永倉新八も含まれていました。
結果からいうと清河は途中で幕府を裏切ります。
234人の内、約220人を率いて朝廷方に寝返ります。
朝廷方が彼らを受け入れたため、幕府としては表だって彼らを処罰できなくなってしまいます。当然ですが、朝廷も権力を持っていますから。
ところが、234人の中で、幕府を裏切ることなく、清河と行動を共にしないと離反した13名がいます。
それが近藤勇を中心としたメンバーです。
清河八郎はその後、幕府から暗殺されてしまい220名は宙に浮いた状態になります。※番組では彼らのことは触れられていません。
近藤ら13人は京都に行き、京都の治安維持の任務に就きます。
※その時の隊の名前は壬生浪士組です。
ところが、浪士隊が分裂し近藤たち13人が正式に京都で治安維持の任務についていると、会津藩に連絡が伝わっていません。
そのため、一触即発の事態に陥るのですが、近藤は逃げも隠れもせず、会津藩に確認するように求めて誤解が溶けます。
近藤の冷静な判断、堂々とした態度のおかげで無用な争いに陥らなかったことに、会津藩は彼ら13人を評価し、翌日(文久3年(1863年)8月18日)彼らの隊を「新撰組」とい名前に変更します。
日本人ならわかりますが、高校を卒業した後、予備校などで大学に入学するための勉強を続ける人のことを「浪人」といいます。
それと「浪士」という言葉の意味はよく似ており、「浪士」というのは失業した侍たちのことです。
つまり「浪士組」という名前はもともと、「正規の侍でない侍たちを集めた組織」という意味です。
それに対して、会津藩は「新たに選ばれた、諸芸に秀でた師弟」という意味だったそうです。
※35分02秒付近、「してい」師弟?漢字は間違っているかもしれません。
ということで、新撰組がいつも掲げている旗に「誠」の文字が入っているのも、こういいう意味で、清河たちと違い、常に誠実で、決して裏切らないという近藤の思いが「誠」の文字に込められているとのことです。
「PECEMAKER 鐵 想道 」の件ですが、面白いのですが、予習なしだとちょっとしんどいので、観に行かれる方は、ちょっぴりマンガを読んでから行くか、テレビ版を観て、予習してから行くことをお勧めします。
バンダイチャンネルのからの配信はこちら
ということで、今回は以上です。