デジモンアドベンチャー tri.第2章「決意」&第3章「告白」を観ました
こちらのブログでは、ほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。今週末は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN-誕生赤い彗星 」と「デジモンアドベンチャーtri. 第6章「ぼくらの未来」 」の公開があります。
こちらでは、「デジモンアドベンチャー tri.第6章「ぼくらの未来」」の予習として、「デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」」を前回、観ているので、今回は「デジモン初心者」向けに、第2「決意」」&第3章「告白」を観て、記事を書いてみました。
ここから先は、ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、ウィキペディア 、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
明日、「デジモンアドベンチャー tri.第6章「ぼくらの未来」」が公開なので、僕は観に行くつもりで楽しみにしています。
僕は「デジモン初心者」です。
もちろん、タイトルくらいは知っていますし、伝説の名曲「Butter-Fly」が初代デジモンのオープニングテーマだったことくらいは知っています。
ですが、他にも名作アニメは星の数ほどありますし、「デジモンシリーズ」は観るきっかけがないままでした。
デジモンシリーズは今回の「デジモンアドベンチャー tri.」シリーズからの参加で、ちょっと前に「~第1章「再会」」を観たので、今回、第2章「決意」&第3章「告白」を観て、明日、劇場で「デジモンアドベンチャー tri.第6章「ぼくらの未来」」を観に行こうと思っています。
デジモンビギナーの人で、「デジモンに興味あるけど、途中から観ても、、、」と思ってためらっている人に、軽く読んで頂いて、一緒に盛り上がれたらと思って記事にしてみました。
僕がいくら「デジモン初心者」でも「~tri.」が6作あり、次の「~第6章「ぼくらの未来」」で、「~tri.シリーズ」が完結することくらいは知っています。
僕の場合はたまたまキッカケがあり、5章「 共生」だけ劇場で観ています。なので、今回は1章から第3章「告白」まで観て、明日、劇場で「~第6章「ぼくらの未来」」を観ようと思っています。
中途半端ですが、第4章は「 ~第6章「ぼくらの未来」」を観てからにしようと思っています。
「~tri.シリ-ズ」はとりあえず、「~3章」で区切りがつきます。1章~3章までで前半で、4章からは後半のお話だ言えそうです。
※まだ完結してないので、何ともいえませんが。
100秒でわかる!デジモンアドベンチャー tri.
第1章「再会」&第2章「決意」&第3章「告白」www.youtube.com
ということで、1章から3章まで観ればわかりますが、各章ごとに旧作の設定を軽く説明しながらお話は進行してます。
例えば、1章ではタネモンが「一人じゃ進化できない」と言っています。要するに、デジモンが進化するためには「パートナーが近くにいないと進化出来ない」という設定があるのですが、このあたりのことも軽く触れています。
1章はこういう説明パートが少ないので、「やっぱり旧作観ないとダメなのかな」と思っていたのですが、2章、3章では予想していたよりずっと、旧作の設定に触れながらお話が進みます。なので初心者でも大丈夫です。
※旧作のラインナップを知りたい方はこちらをどうぞ。
↓
デジモンシリーズまとめ「初代」から「アプリモンスターズ」まで
1章の話は「デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」を観ました 」を読んで頂くとして、2章はアニメにありがちなサービス回に近いと思います。
簡単にいうと、みんなで温泉旅行に行くのですが、旅行中に「~tri.」からの新キャラクターがどんな人なのかを説明する、説明回のような感じです。温泉旅行から帰ってきてからは文化祭もありますし。
もちろん、お話は6章まであるので、すべてが明らかになるのではなく、かなり含みをもたせたところで終わるのですが。
ということで、軽く主要キャラクターと声優さんのリストを掲載を作ってみました。
八神太一:花江夏樹
武之内 空:三森すずこ
石田ヤマト:細谷佳正
泉 光子郎:田村睦心
太刀川 ミミ:吉田仁美
高石 タケル:榎木淳弥
城戸 丈:池田純矢
八神ヒカリ:M・A・O
ピヨモン:重松花鳥
ガブモン:山口眞弓
テントモン:櫻井孝宏
パルモン:山田きのこ
パタモン:松本美和
ゴマモン:竹内順子
テイルモン:徳光由禾(とくみつ ゆか)
望月芽心:荒川美穂
メイクーモン:森下由樹子
西島大吾(西島先生):浪川大輔
姫川マキ:甲斐田裕子
デジモンアドベンチャーtri. 第1章「再会」 初日舞台挨拶www.youtube.com
今回は1章「再開」のエンディングのスタッフロールを手作業で、まとめました。
なので、順番は1章「再開」のエンディングの順番です。
※間違いはないと思いますが、あとでデジモンアドベンチャー tri. ウィキペディア で確認予定です。
↓ 5月6日
※確認し、加筆訂正しました。
泉 光子郎:田村睦心
※漢字間違えていました。訂正しました。光子郎
徳光由禾(とくみつ ゆか):ふりかなを加筆しました
キャラクターの話ですが、「~tri.」からのファンの場合、石田ヤマトと高石タケルが兄弟らしいけれど、名字が違う、、、という話を前回しました。
ですが、2章でこの話が少しあります。新キャラクターの望月芽心(もちづき めいこ)とタケルの会話の中で以下のようにあります。
旅行に遠慮していた芽心に対して~
タケル「本命はアニキと太一さんだから」
芽心「えっ?高石クンと、、、」
タケル「タケルでいいよ」
芽心「タケル君と石田君って兄弟なの」
タケル「言ってなかったけ、ちっちゃい頃に親が離婚したから名字違うけど」
という会話があります。
要するに、芽心を含む新キャラクターはみんなのことをよく知らないので、今回の「~tri.」からのキャラクターの目線で、旧作からの「選ばれし子供たち」のことを語ってくれるパートが2章と3章にはちょこちょことあります。
なので、1章で「やっぱり旧作のファンからでないと、ついて行けないかも」と思った人も、あんまり気にせずに2章を続けて観たらいいと思います。
1章を観ればわかりますが、芽心は鳥取県からの転校生です。なので芽心の言葉に時々、鳥取の方言が出てきます。「だんだん」というのが、鳥取の方言で「ありがとう」という意味で、この言葉はよく出て来ます。
2章では温泉旅館からの帰りのシーンで、鳥取と島根の話になり、
太一「パソコンがないのが島根」
ヤマト「何年前の話だ。バカにすんな」
というシーンがあります。
この時に、タケルは「『だんだん』ってウチのおばあちゃんも言うんだ」と話ています。なので、旧作を観ていない僕でも、この会話でヤマト&タケル兄弟が島根出身だというのがなんとなくわかります。
温泉でのことですが、旅館の人に見つかりそうになったメイクーモンとピヨモンがぬいぐるみのフリをするシーンがあります。ですが、パルモンは温泉に入っています。
パルモンが温泉に入れるくらいなら、メイクーモンとピヨモンはコソコソする必要がないと思うのですが、、、。このあたりは突っ込まないのがお約束です(笑)。
5月6日:更新しました
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温泉から帰って来てからは、文化祭の話です。
なので、2章は特にビギナーにはお勧めです。旧作の説明をしつつのイベント回ですから。
温泉旅行と同じく、こちらも突っ込みたくなるシーンがあります。
光子朗のオフィスで留守番をしていたアグモン達が、文化祭に行きたいとレオモンに頼むシーンがそうです。
この時にみんなでレオモンに文化祭に連れて行くようにねだるのですが、結局、メイクーモンに「先輩♡」と呼ばれて「キュン♡」としたレオモンがみんなを連れて行くことを決意します。
レオモンはライオンだから、子猫みたいなメイクーモンに「キュン♡」と来たように見えるのですが、それをいうとテイルモンも猫だと思います。
「同じ猫だけど、テイルモンは好みのタイプじゃないのか?」と思ってしまうのですが、調べて見るとテイルモンは猫ではないようです。
テイルモン ウィキペディア によると以下のようにあります。
テイルモン ウィキペディア デジタルモンスターVer.S ~デジモンテイマーズ~で初登場。 |
デジモンアドベンチャーの登場キャラクター ウィキペディア の方にも以下のようにあります。
デジモンアドベンチャーの登場キャラクター
|
要するに、テイルモンは猫のふりをしたハツカネズミらしいです。
このあたりの、ことはよっぽどのマニアでないとわからないと思います。
特に、必殺技「ネコパンチ」、得意技「ネコキック」とあるのに、テイルモンが猫のふりをしたハツカネズミだと知っている人は、相当なマニアです。
話がマニアックな方向にそれてしまいましたが(笑)、2章は楽しいイベント回ですし、1章で「ついて行けないかも」と思った人も、とりあえず2章までは観ることをお勧めします。
5月6日:追加
テイルモンが猫かハツカネズミかという話ですが、今回劇場で購入した6章のパンフレットに以下のようにあります。
”ただ強い”だけじゃないデジモンのデザイン メイクーモンは 、元永監督が飼っているメイクーンという大きな猫がモデルです。テイルモンが短毛種なので、差別化を図るためにライオンに近い長毛種にしようと描きました。 |
「~テイルモンが短毛種なので、~」ということは、「~テイルモンが短毛種(の猫)なので、~」ということだと思います。
こうなると、テイルモンは猫だかネズミだかよくわからなくなってしまいましたね(笑)。このあたりの話はマニアに任せるとして、『~tri.』からのファンの人は、普通にアニメとして、楽しんで欲しいと思います。特に、2章はほのぼの回ですし。
設定にこだわるのも、結構、楽しいんですけどね(笑)。
~ボタンを押し間違えてアップしてしまいました(笑)。
※中途半端ですが、更新中ですので、ちょっと待って下さいね。
3章の話はこのページで続きを書きます。
1回アップします。
3章の話です。
ですが、その前に3章はオープニングで、「和田光司さんと水谷優子さんに捧ぐ」というメッセージから始まります。
お2人とも故人なので、追悼のメッセージが冒頭に入ります。
説明するまでもありませんが、和田光司さんはオープニングテーマの「Butter-Fly」のボーカルです。
水谷優子さんは初代の「武之内空」役だったそうです。
ご冥福をお祈りします。
「世界中の“選ばれし子どもたち”へ」篇
デジモンアドベンチャー 15th Anniversary Projectwww.youtube.com
3章は、いろんなトラブルの原因がはっきりしつつあり、今回のトラブルの原因の話に絡めて、姫川さんや謎の存在がひかりに憑依して、デジタルワールドの存在について説明してくれます。
乱暴な言い方をすると、デジタルワールドというのは、今の現実世界の別次元にある可能性の世界、、、のような感じです。
このあたりはとりあえず「別次元にそういう世界があるらしい」ということで、大丈夫です。
アニメファンはみんな慣れていますし、まだ半分なので、「tri.」からのファンの人でも、残り半分でわかると思います。
今までのトラブルの原因に、何らかの形でメイクーモンが関わっているらしいということもわかってきます。
そのため、アグモン達はメイクーモンを止めることや最悪の事態に備えて、みんな覚悟を決めます。覚悟を決めたデジモンたちは、パートナーとの思い出作りのために、出かけたり、おしゃべりをしたりするのですが、みんなそれぞれに個性があって泣けるシーンです。
結局のところ、「前半の区切り」なので、後半に続く形で終わるのですが、姫川さんの存在が怪しくなってきたり、後半が気になるところで3章は終わりです。
3章までで、この記事は区切るので、ストーリーに関わる話はここで止めておきます。
ですが、それ以外のことで2つ触れておきます。
1つは音楽のことです。3章はエンディングテーマが、「僕にとって」という曲で、
エンディングのスタッフロールによると「歌:KNIFE OF DAY」ということになっています。
劇中のヤマトのバンドが「KNIFE OF DAY」なので、そのバンドのタイトルに合わせているんだと思います。
渋い感じのカッコいい曲です。
しかも、ボーカルは石田ヤマト役の細谷佳正さんが本当に歌っています。声でわかるのですが、やっぱり本当に本人が歌ってくれて、ここまでハマるとすごくカッコいいです。
【アニメイトタイムズ】石田ヤマト率いるバンドのボーカルとして歌う声優・細谷佳正さん――『デジモンtri.』第3章EDテーマに挑戦する心境に迫る
KNIFE OF DAY「僕にとって」PV
デジモンアドベンチャー tri.第3章「告白」EDテーマwww.youtube.com
例えばマクロスシリーズでは、フロンティアのシェリルノームの声は遠藤綾さんですが、歌はMaynさんでした。同様に、デルタの時は美雲・ギンヌメールの声が小清水亜美さんですが、歌はJUNNAさんです。
別に、これで違和感ないのですが野球のピッチャーの先発とリリーフのように役割分担されています。
それを考えると、石田ヤマト役の細谷佳正さんがボーカルとしても、これだけ歌えるというのはすごくて、やっぱり盛り上がります。
僕は「デジモン初心者」ですが、明日の6章は音楽も楽しみにしています。
それと、いうまでもないのですが、「Butter-Fly」もすごくいいシーンでかかります。「Butter-Fly」の「~tri.バージョン」は「Stayしがちなイメージだらけの~」でいきなり始まります。
「オリジナルと違うけど、これもカッコいいな」と思っていましたが、みんなが決意して踏み出す、、、というシーンで、「Stayしがちなイメージだらけの~」と和田さんの声が聞こえると、本当に実感がわきます。
実際、3章のエンディングでは踏み出せないメンバーもいるだけに、、、。
100秒で見るこれまでのtri.www.youtube.com
もう1つ触れたいのは、2章のエンディングのスタッフロールで、「大江戸温泉物語 」があったことです。
こういうところも取材に行ったり、協力して頂いているので、背景や温泉のシーンもリアルで自然だったんだと思います。
こういうのって、アニメファンは観ているし、聖地巡礼も出来るし嬉しいです。
「tri.」の舞台はお台場周辺なので、多分、2章の温泉は「東京お台場 大江戸温泉物語 」がモデルになっているんだと思います。
ですが、「大江戸温泉物語 」は日本全国にあるので、近くの温泉で雰囲気を味わうのも楽しいかもしれないですね。
ということで、今回は以上です。
明日は夜に、また6章の記事を書く予定です。