「名探偵コナン 純黒の悪夢 」観ました
3月26日
パンフレットの画像を追加しました→★パンフレット
こちらのブログでは、ほぼ毎週末、新着の劇場アニメを観て感想をアップしています。ですが昨日、「お知らせ:3月24日更新 」でお話したとおり今週末は新作の上映がありません。
なので今回は旧作で2016年4月16日公開の作品ですが、「劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」を観てレビューを書くことにしました。
この作品にした理由は新作の「劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』 」が4月13日(金)公開で、いろんな話題で盛り上がっているからです。特にこちらのブログではコナン関連の記事のアクセスが多く、人気の高さがうかがえます。
なので、この週末は旧作ですが「劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」を観て、4月13日(金)からの最新作「劇場版~ゼロの執行人 」の予習をしてみたいと思います。
ということで、いつものとおりネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想で、劇場で購入したパンフレットの情報、ウィキペディアを含む各種関連Webサイトに記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。
この作品について、まず最初に触れておいた方がいいことがあります。
それは「劇場版~純黒の悪夢」は最新作「劇場版~ ゼロの執行人 」の前作ではないということです。
「劇場版名 探偵コナン」シリーズは現時点で21作品あり、今回の4月13日上映の最新作「劇場版~ ゼロの執行人 」は22作目です。
※コラボ作品「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE 」は含まず
21作目(=前作)は「劇場版~から紅の恋歌」/(からくれないのラブレター)で、「劇場版~純黒の悪夢」は20作目です。
ですが「~純黒の悪夢」は今年の2月10日から4D上映されており、「劇場版コナン・シリーズ初の4D上映作品」となる異色の作品です。
この作品がこのタイミングで特別扱いされるのは多分、「安室 透が活躍する作品だから」という理由だと思います。
最新作の「劇場版~ ゼロの執行人 」では安室 透が活躍することが既に、公式サイトやプロモーション動画などで告知されています。
なので、最新作の予習としてはちょうど良いという理由で2月から4D上映されたんだと思います。
僕はこの作品を2016年4月16日から公開された時に劇場で観ているので、2月からの4D上映版は観ませんでしたし、前回の公開時にこちらのブログで「「劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢」観て来ました ※ネタバレなし 」という記事も書いています。
ですが、、、今回は「劇場版~ ゼロの執行人 」の予習として、出来るだけ安室 透の活躍にクローズアップしてのレビューにしたいと思います。
参照
年代流行>歴代名探偵コナン映画作品一覧
ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE ウィキペディア
『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』90秒予告編www.youtube.com
ということで、久しぶりに「劇場版~純黒の悪夢」を観たのですが、今、このタイミングで観て良かったです。
というのは、前述の通り安室の活躍がすごく多いですから。
初めて劇場で観た時は、そんなことは全く考えませんでした。理由はヒロインの「謎の美女」が魅力的だったし、彼女との少年探偵団のメンバーの関係がすごくほのぼのとした雰囲気で観ていて楽しかったですから。
要するに、安室 透は「コナン君の活躍を助けてくれるパートナー」という立ち位置で観ていました。
ですが今回、安室の存在を意識しながら観ていたのですが、オープニングの早いところからいきなり安室の活躍シーンです。
それはいいのですが、この作品はスパイの活躍を扱った作品です。そのため安室はいろんな人から、別の名前やコードネームで呼ばれています。なので、安室 透のプロフィールについて、劇場で購入したパンフレットから触れてみたいと思います。
安室 透 ある事件をきっかけに小五郎に弟子入りした青年探偵で、普段は喫茶ポアロでアルバイトをしている。 |
とあります。
軽くまとめると以下のようになります。
1)本名は降谷 零(ふるや れい)
2)普段は喫茶店ポアロでアルバイトをしている
3)本当の正体は公安警察の捜査官
4)喫茶店ポアロでアルバイトをしている時の名前は「安室 透」
5)潜入捜査で黒ずくめの組織に潜入していた=公安警察所属のスパイだった
6)黒の組織に潜入していた時のコードネームは「バーボン」
7)黒の組織に潜入していた時に赤井秀一(FBI)と何かあったらしい
ということです。
今回の「~純黒の悪夢」の中での立ち位置は、ほとんどが「公安警察の捜査官」という立場ですが、相手により「バーボン」と呼ばれたりするはこういう理由です。
マンガ版やテレビ・アニメをコンプリートしている人にとっては、当然の予備知識ですが、ライトなコナン・ファンでもこれくらはい知っていた方が楽しめます。
特に、新作の「~ゼロの執行人」は「トリプルフェイス」と呼ばれているので、裏の顔が2つもあるということだと思います。
今月号の女性ファッション雑誌「CanCam 」には安室の特集ページがあり、このページでは「【探偵】as安室、【黒ずくめの組織】asバーボン、【公安】as降谷 零」とあるので新作「~ゼロの執行人」では、探偵としての安室も活躍するようです。
「~純黒の悪夢」では「【探偵】as安室」は全く出番がなく、「【黒ずくめの組織】asバーボン」と「【公安】as降谷 零」の立場だけです。
※コナン君は終始「安室さん」と呼んでいます。
※この記事の中でも特別なことがない場合、「安室 透」で統一します
「CanCam 」のページにも書いてあるのですが、喫茶店ポアロでアルバイトをしていることもあり、料理上手な一面もあるのが安室 透の人気の1つだと思います。
残念ながら、「~純黒の悪夢」では安室が喫茶店ポアロに居るシーンが全くありません。ですが「~ゼロの執行人」では「トリプルフェイス」ですから、安室がポアロで料理をしたりコーヒーを入れたりする、ほのぼのシーンがあるかもしれませんね。
ということで、ストーリーに話を戻します。
簡単にいうとスパイによって、日本の公安警察から機密データが盗まれたというのがメインのストーリーです。
盗まれたものが警察の装備品なら、取り返せば何とかなります。ですが、盗まれたものがデータ(=情報)の場合、盗まれた時点でアウトです。取り返したとしても、コピーされたり内容がバレてしまえばどうにもなりませんから。
ところが、今回のお話の面白いところは機密情報は盗まれたけれど、まだ相手(黒づくめの組織)の手には渡っていない、、、というところがハラハラする展開です。
要するに、盗まれたのは事実だけれど、データを盗んだ本人(=謎の美女)が事故で記憶を失ってしまい、自分のことがわからなくなってしまう。というのがメインのストーリーです。
これだけでも、もどかしくも、盛り上がる展開ですが、盗まれた機密データーがNOCリストだったことから、FBIも乗り出してきて、、、というのがお話を盛り上げてくれるもう1つのストーリーです。
「NOCリスト」というのは、パンフレットによると「Non Oficila Cover」という意味だそうで、スパイのリストということです。
僕はスパイものに詳しいわけでも、ミステリーに詳しいわけでもありません。ですが「Non Oficila Cover」というのは英語の意味を直訳すると「公式には取り扱っていない」ということですから、「捜査員としての身分を明かさずに活動している人=潜入捜査官(=スパイ)」のリストという意味だと思います。
※劇中では「スパイのリスト」とハッキリ言っている場面もあります。
要するに、日本の公安警察が把握している、黒づくめの組織に潜入している各国のスパイのメンバーが相手にバレてしまう、、、という危機があります。
ちなみに、ヒロインが「謎の美女」というのは、「記憶を失っており、本人が事態を把握していない」という事情もあるからです。
安室は公安警察の捜査官ですから、データを盗まれた側です。データを盗まれる場面でも阻止するべく彼女に立ち向かいます。
結果からいうと取り逃がしてしまうのですが、NOCリスト奪還のために全力を尽くす安室の活躍もカッコいいです。
「FBIも乗り出してくる」と先に書きましたが、FBIのメンバーの中には赤井秀一も含まれます。
要するに、「~純黒の悪夢」は安室だけでなく、赤井秀一も登場します。なので、女性のコナン・ファンで安室や赤井のファンの人は見逃せない作品です。
FBIの話を先に書きましたが、安室は公安警察(所属は警察庁警備局警備企画課)で、目暮警部は警視庁ですから地方警察です。
要するに、国の警察組織(国家公務員)と地方の警察組織(地方公務員)という立場の違いがあり、対立するようなシーンもあります。
安室の目線からいうと彼自身はベストを尽くしているのですが、FBIは乗り出してくるし、地方警察(=警視庁)にも協力を仰げないし、ということで、しんどい立ち位置に追い込まれます。
しかも地方警察といっても相手は警視庁です。地方警察とはいえ日本の首都東京の治安を担当しているということは、「国会から皇居までカバーしている」という意味です。そのため、普通の地方警察と違い「警視庁」と呼ばれており、地方警察の中でも特別に強い権限を持っています。
こういったことの責任感か悪い意味での安室への対抗意識としてあらわれ、彼の部下である風見らの言動にも、わずらわしさが表面化しています。
しかも彼自身コードネーム「バーボン」と呼ばれる潜入捜査官(=スパイ)なので、黒づくめの組織とも付き合わなければならない立場にいます。
なので、FBIの赤井秀一以上に、安室 徹は大活躍する作品といえます。
ちなみに今回のヒロイン「謎の美女」の声は、元宝塚の天海祐希さんがあてており、イメージはぴったりです。
ということで、声優さんのリストを作る前に、1回アップします。
声優さんのリストはこのページ上で追加しますね。
~純黒の悪夢」★声優さんリスト★
声優さんのリストは以下の通りです。
江戸川コナン:高山みなみ
工藤真一:山口勝平
毛利 小五郎:小山力也
毛利 蘭:山崎和佳奈
阿笠博士:緒方健一
鈴木園子:松井菜桜子
少年探偵団
灰原 哀:林原めぐみ
吉田歩美:岩居由紀子
円谷光彦:大谷育江
小島元太:高木渉 ※高木刑事と同じ声優さん
※今回は立場上、アイちゃんも少年探偵団に入れておきました
警視庁関係者
目暮警部:茶風林
佐藤刑事:湯屋敦子
高木刑事:高木渉 ※元太クンと同じ声優さん
千葉刑事:千葉一伸
FBI関係者
ジェイムス・ブラック:土師孝也
ジョディ・スターリング(ジョディ先生):一城みゆ希
アンドレ・キャメル(キャメル捜査官):梁田清之
赤井秀一:池田秀一
黒づくめの組織
ジン:堀之紀行
ベルモット:小山茉美(こやま まみ)
ウオッカ:立木文彦
キャンティ:井上喜久子
コルン:木下浩之
キュラソー(謎の美女):天海祐希
公安警察関係者
安室透 / 降矢零:古谷徹
水瀬怜奈:三石琴乃
※声の出演なし:オープニングの登場人物紹介のみ登場
風見裕也:飛田展
※安室の部下で劇場版オリジナルキャラ。劇場版の登場後、マンガ原作へ登場
榎本梓:榎本充希子
※喫茶店ポアロのアルバイト=ポアロでの安室の同僚
今回、まとめがスムーズに進まず、週末の記事を楽しみにしてくれている常連さん、すいませんでした。
今回は劇場で購入したパンフレットがあります。なので明日の夜パンフレットの画像の追加と、内容を軽く修正&追加(PV動画、etc.)します。
ということで、この記事は明日の夜(26日)に仕上げます。
また明日の夜に戻って来てもらえたらうれしいです。
パンフレットの画像はこちらです
表紙
裏表紙
カバーを外したこんな感じです。 ※表紙
裏表紙 ※カバーなし
キャラクターの紹介ページです
ストーリーです
「~純黒の悪夢」は20作目の記念作品だったので、過去のエピソードのページがあります。
キャラクターの相関図です
声優さんのサインです。20作目の記念作品なので、「~純黒の悪夢」に出演されてない方のサインもあります。
過去の作品紹介です。
製作さんのページです
高山みなみさん(コナンくん)と山崎和佳奈(毛利 蘭)さんの対談です
声優さんのページです
ということで、今回は以上です。