「映画ドラえもんのび太の宝島」観て来ました

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「映画ドラえもんのび太の宝島」観て来ました。

ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、劇場で購入したパンフレット、ウィキペディア、etc.に記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。

3月3日公開なので、2日目ですが、「映画ドラえもんのび太の宝島」を観て来ました。

面白かったです。

この作品は、昨日、「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE 」を観に行った時に、すごい人気でした。その時に劇場にあったモニターで予告動画を見たのですが、帆船のシーンがすごく良かったので、気になって今日、「映画ドラえもんのび太の宝島」を観て来ました。

安定の出来で、すごく良かったです。

公式ページの「STORY」にあるとおり、今回のドラえもんは「宝島へ宝探しに行く」というお話です。

僕が「面白いかも」と思ったのは帆船が航行しているシーンがすごくキレイで、迫力があったからです。

プロモーション動画がいくつかあり、どの動画か思い出せないのですが定番の「予告編１」と「予告編２」を貼り付けておくので、こちらの動画で軽く雰囲気を味わってもらえると思います。

［映画ドラえもんのび太の宝島］予告編１www.youtube.com

「映画ドラえもんのび太の宝島」予告２（星野源挿入歌ver）www.youtube.com

要するに、宝探しのお話なのですが、キッカケも子供らしくて楽しいです。

この話はパンフレットにもあるので、ネタバレのない範囲でちょっとだけ触れると、こんな感じです。

夏休みのある日、いつもの空き地で、いつものメンバーで集まっていた時に、クラスメイトの出来杉(できすぎ)クンから「宝島」の話を聞いたのが、そもそものキッカケです。

出来杉クンは「宝島」に感動して、自分で宝島の小説を書いている、という話をみんなにします。ところがこの話を聞いて、のび太クンが盛り上がり過ぎて「本当に宝探しに行く！」とみんなの前で言ってしまいます。

その後はいつものパターンで、ドラえもんに泣きついて「本当に宝探しに行く」というところからお話が始まります。

宝探しのことを熱く語るのび太クンに、ドラえもんは「インターネットで何でも見れる今の時代に、宝島なんてない」との諭すシーンがあるのですが、このシーンは「大人ならみんなそう言う」と思って、親御さんは多分、笑って観ていたと思います。

結局、ママにも反対されるのですが、パパの「宿題を片付けてからにしなさい」という言葉がすごくいいです。

せっかく、「子供がやる気になっているのに、頭ごなしに押さえつけるのは良くないかもしれない」と思うと親の気持も複雑です。ですがパパの言うことは正論で、うまくバランスを取っています。

結局、のび太クンは宿題をせずに宝探しに出かけてしまうのですが(笑)。

いつも通り、未来の小道具を使って宝探しに出かけるのですが、パンフレットには今回の映画に登場した「ひみつ道具」が全てリストアップされています。

宝探しには帆船で出かけるのですが、この帆船もドラえもんが出した「ひみつ道具」で、ポケットから取り出して作ったり、乗り込んだりするシーンがあり、夢があって、楽しいです。

船なので水に浮かべて出港するのですが、すごく身近なところから出港するのも、子供受けしそうで、いいと思います。

「帆船で宝探しに出かける」というのは、この映画の大きなテーマになっていて、この話はパンフレットの中で今井一暁監督が語っています。

「宝島をモチーフにするのなら、帆船をしっかり描かなければならない」ということで、今井監督は横浜に帆船「日本丸」の乗務員の方々に取材に行ったそうです。

取材の中で「船はみんなで力を合わせて進めるもの」ということに感銘を受けたことが、お話に大きな影響を与えているそうで、嵐のシーンを描いて、みんなで力を合わせて嵐を乗り切るというアイデアは乗務員の方々との、このお話を描いているそうです。

確かに、劇中で嵐のシーンがあるのですが、迫力のあるシーンでみんなカッコいいです。

僕は何年か振りにドラえもんを観たのですが、このシーンではジャイアンがすごくカッコ良かったです。

ジャイアンといえば、「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ！」という言葉が有名で傍若無人なイメージがあります。

ですが、今回は「男を見せる」と言って、ジャイアンがみんなを助けるシーンが何か所かあり、「ジャイアンってこんなにカッコ良かったのか」思うシーンが多いです。

もちろん、しずかちゃんの出番もたくさんあります。以下の「予告編3」の1分09秒くらいのところや、「特報」でしずかちゃんがさらわれるシーンがあります。

当然ですが、さらわれてからのお話がありますし、公式ページの「CHARACTER / キャラクター」に「セーラ」という女の子がおり、彼女の紹介に「しずかちゃんにそっくり」とあります。

なので、セーラとしずかちゃんが仲良くなったり、みんなでさらわれた、しずかちゃんを助けに行くというのは、このお話の大きな軸になっています。