劇場アニメの満足度と興業収入ってなに?
劇場アニメ満足度&興業収入の話
1月12日、13日の公開の「ぴあ映画初日満足度ランキング」で、『進撃の巨人 Season2 -覚醒の咆哮-』が1位になったそうです。 記事と公式ページは以下のとおりです。
「ぴあ」調査による2018年1月12日、13日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは『劇場版 進撃の巨人 Season2 -覚醒の咆哮-』が第1位になった。 |
「終わるまで死ねない!」劇場版『進撃の巨人』が満足度第1位!
12日、13日の劇場アニメの「ぴあ」の満足度ランキングを順番に並べてみると以下の様になっています。
3位「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」
これを見て意外なのは、3位の「西遊記」で、0.4ポイントの僅差ですが4位の「マジンガーZ」を上回っています。
「ぴあ」には「クチコミ」という観た人の感想のページがあるのですが、確認してみると今の時点で、「進撃の巨人」1件、「西遊記」6件、「マジンガーZ」18件あります。
【ぴあ】進撃の巨人 Season2 -覚醒の咆哮- クチコミ
クチコミが1件で満足度1位というのは、イマイチ実感が湧かないので、今度は映画興行ランキングを確認してみました。すると、今度はベスト10に「進撃の巨人」が入っていません。
リンク先から13日~14日の興業収入でベスト10に入っている劇場アニメを確認すると、以下のとおりになっています。
5位「 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」
このランキングには一般の映画の中での順位なので、1位から3位までは以下の映画です。
それにしても、今回感じたのですが劇場アニメの場合「満足度」とか「興行収入」というのは、あまりあてはまらないような気がします。
今回の「ぴあ」の満足度の1位「進撃の巨人Season 2~覚醒の咆哮~」、3位「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」の両方とも、その週の興行収入ランキングのベスト10に入っていません。
このあたりは系列の関係があるのだと思います。
このことから考えても、マイナー作品が多く、一般メディアの枠外にある作品の多い、劇場アニメの情報は普通のメディではなくインターネットで自分で収集する方がいいような気がします。
僕も今回の「ぴあ」の「満足度」と「興行収入」のランキングはどちらも数字なので、共通の話題になると思っていました。ですが全く関連性がなくて驚きました。
結論からすると、「劇場アニメは一般メディアの枠外にある作品の多いので、既存のランキングで作品の人気を測るのは難しい」ということだと思います。
ということで、今回はちょっと中途半端ですが以上です。