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ペントスのほぼ日ブログ

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「龍の歯医者」観て来ました

  更新:
龍の歯医者 公式ビジュアルガイド」の画像を追加しました。

 

龍の歯医者」観て来ました。ネタバレなしのつもりですが初心者目線での感想、公式サイトの情報、購入したガイドブックの情報には触れます。あとウィキペディアに記載されている情報にもネタバレのない範囲で触れます。なので、ここから先はそれでもOKという人でお願いします。

 

 

 

今週末の封切劇場アニメは劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード」のリバイバル上映と、「龍の歯医者」です。

 

どちらを見に行くか考えたのですが「龍の歯医者」にしました。こちらを選んだ理由はシンプルです。「カードキャプターさくら」の方は、もともと歴史のある作品で、今回の上映は旧作のリバイバル上映で、しかも劇場版の2作目です。

 

要するに、過去作品が多い名作ですが、僕は過去のシリーズを見てません。なので「龍の歯医者」の方を選びました。

 

カードキャプターさくら」は人気の作品ですし来年の1月7日朝7:30より、NHK-BSプレミアムで新作「カードキャプターさくら クリアカード編」が放送開始になります。なので今回はスルーしますがタイミングをみて、「CCさくら」の劇場版2作も見ておこうと思っています。

 

ちなみに、昨日から「~クリアカード編」の最新プロモーション動画がYouTubeにアップされています。なので、最新版を含めて「CCさくら」のプロモーション動画を先に貼っておきますね。「CCさくら」のファンの人はどうぞ。

 

カードキャプターさくら クリアカード編」公式 PV 秋穂編

www.youtube.com

TVアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」公式PV第2弾

www.youtube.com

 

カードキャプターさくら クリアカード編 
プロローグ さくらとふたつのくま 公式PV

www.youtube.com

 

 

前置きが長くなってしまい、すいません。

 

龍の歯医者」の話ですが、ウィキペディアによるとこの作品はもともと2014年11月7日の日本アニメ(ーター)見本市 ウィキペディアの短編アニメーションだったそうです。

 

前置きが長くなるので、「『日本アニメ(ーター)見本市』ってなに?」という話はリンク先で確認して頂くとして、簡単にいうと「もともとは映画祭のようなイベントに出品した短編作品だった」という認識で問題ないと思います。

 

ウィキペディアによると以下のようにあります。 

 

  2016年8月26日、NHK BSプレミアムで放送される予定の長編テレビアニメーションとして制作されることが決定し、2017年2月18日と25日に20時より放送された。18日の前編は『天狗虫編』、25日の後編は『殺戮虫編』のサブタイトルが付く。2月25日の後編・殺戮虫編の前後には、19:30-20:00と20:45-21:00に前編・天狗虫編のダイジェストを中心とした『今からでも間に合う!!龍の歯医者放送直前(生)SP』と題した、秋葉原某所からの公開生放送番組が行われた。

 

~中略~

 

2017年12月29日(金)から2018年1月12日(金)まで、劇場用に音響を一新した特別版「龍の歯医者」が劇場上映される。

 

 ということです。要するに今回の劇場化は本格的な長編で、ディスクも今回の劇場版が初めてで、発売も来年の1月24日からです。

 

  

 2018年1月24日発売

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 肝心の「アニメとして良かったのか?」ということですが、ものすごく良かったです。

 

タイトルのとおり「龍の歯医者」の話ですが、「龍だって虫歯になる」とか「龍だって虫歯になったら、元気がなくなる」というところまでは、僕でも思いつきます。

 

ですが、龍という架空の生き物が虫歯になった時に「歯医者として、彼の(オス?)の歯のケアをしている人間がどういう風に関わっているのか?」、「虫歯菌はどういう存在で、何を意味しているのか?」という設定がものすごくユニークです。

 

「よくこんなこと思いつくな」と思うくらいのファンタジー作品です。ただし「ファンタジー」というと、ほとんどの人は、「異世界もの」のように、中世ヨーロッパ風のルックスの作品を思い浮かべます。ですが、この作品の時代背景は第二次世界大戦満州(現・中華人民共和国:東北部)みたいな感じです。

 

満州」というのは昔あった国の名前ですが、ほとんどの人はイメージがわかないと思います。実際、僕もそうです。ですが僕は2016年12月10日公開の「海賊と呼ばれた男」という映画を観ました。この映画で主人公の国岡鐡造(くにおかてつぞう:だったと思う)が満州国に行くシーンがあるのですが、この時の描写によく似ています。

 

なので、時代背景は「第二次世界大戦中の満州国(ユーラシア大陸:東北部)の戦場からイメージしたファンタジー」と思って、問題ないと思います。僕も「龍の歯医者」というと思いっきりと「異世界もの(中世ヨーロッパ風)」の作品をイメージしていました。ですが、オープニングのシーンが戦艦による海戦のシーンから始まるので、最初はとまどいました。

 

それと一部のアニメファンがこの作品を観たら大きな既視感(きしかん=前に観たことがあるような感覚)を感じます。それは「なんとなくエヴァンゲリオンを思い出す」ということです

 

その理由の1つは龍の虫歯菌が新世紀エヴァンゲリオンの「使途」とデザイン的によく似ていることです。2つ目の理由はメインキャラの1人「悟堂ヨ世夫」の声を当てているのが山寺宏一さんです。山寺宏一さんといえばエヴァンゲリオンの「加持リョウジ」の中の人です。
※「悟堂ヨ世夫」=Joseph Godo=ごどう よせふ
↑ 「龍の歯医者公式ビジュアルガイド」(以下:ガイドブック)より

しかもヒロイン:岸井野ノ子(きしい ののこ:声/清水富美香)の先輩:夏目柴名(なつめ しばな)の声は綾波レイの声を当てた林原めぐみさんです。なので、僕は何となくエヴァンゲリオンを思い出しながら観てしまいました。

 

劇場で購入したガイドブックによると監督の鶴巻和哉(つるまき かずや)さんは「エヴァンゲリオン」の監督だったそうですし、脚本の榎戸洋司(えのきど ようじ)さんも鶴巻監督と一緒にエヴァに参加してらっしゃたそうです。

 

僕はガイドブックで知ったのですが、この話は「龍の歯医者」公式ページの動画の中で「エヴァ噺(エヴァななし)」というテーマで語られています。

ちなみに、いつもなら動画を貼り付けるのですが、今回はNHKの作品です。NHKは自社サーバーの中に動画用のサーバー・スペースを持っているらしく、動画のURLが公開されていません。なので、NHK製作のプロモーション動画はこのページに動画を貼り付けられません。なので、すいませんが、今回は「龍の歯医者」公式ページから動画を観て下さいね。

 

 こういった理由で、「新世紀エヴァンゲリオン」にはまった人は、ついつい思い出しながら見てしまうかもしれないです。

 

お話の設定上、たくさんの人が巨大な龍の上に住んでいるという設定なっています。つまり龍は空中要塞のような感じで、高いところから落ちそうになるシーンがたまにあります。落ちそうになって、思わずヒヤっとするシーンが何回もあり、このあたりの演出も非常に上手です。※高いところが苦手な人は、ちょっとしんどいかも。

 

メインのストーリーは龍の歯医者の一人、ヒロイン:岸井野ノ子と彼女に助けられた軍人:ビル(ベルナール・オクタビアス:声/岡本信彦)の活劇です。

 

ビルは野ノ子に龍の歯医者として、仕事も教えてもらいながら成長する&いろんなことに巻き込まれながら、野ノ子と一緒に活躍するというのがメインのお話です。

 

ただし、野ノ子とビルには大きな違いがあります。それは自分の運命に対するとらえ方が正反対です。具体的にいうと、野ノ子=「自分の運命を受け入れている者」、ビル=「自分の運命を拒否して、自力で運命を切り開こうとする者」という大きな違いがあります。

 

ですが、ビルの人物像はちょっと気弱な元エリート軍人です。それに対して、野ノ子は歯医者としての仕事に積極的で、自己主張もハッキリした活発な女の子です。このあたりのコントラストがおもしろいです。

 

ちなみに「自分の運命を受け入れている者 or 拒否している者」というのは、この物語の根っこにあたる非常に大きな意味を持っています。ネタバレのない範囲でちょっとだけ触れると、龍の歯医者は全員「運命を受け入れている者」です。つまり「運命を拒否している者」は、ある事情で龍の歯医者にはなれません。

 

つまり、ビルが歯医者見習いという立ち位置で活躍することは、この物語の大きなテーマの1つです。

 

ちなみに、前述の野ノ子の先輩:夏目柴名(なつめ しばな)は美人で、みんなから慕われる存在ですが、実は「運命を受け入れている者」のフリをしており、心の底ではビルと同様に運命を拒否しています。

 

つまり、ビルは「ちょっぴり気弱な元エリート軍人」という頼りない少年ですが、それは見た目の話で、「自分の生き方を、みんなにハッキリ言える」という、この物語の中では非常に大きな存在です。

 

書きたいこともあるし、買って来た、ガイドブックの写真も貼り付けたいのですが、すいませんが多忙です、、、。なので、1回ここで区切ってアップして、続きは後で追加します。

 

中途ですいませんが、興味を持った方は、また見に戻ってきて頂けたらうれしいです。

 

歯医者のリーダーである 悟堂ヨ世夫(ごどう よせふ ※以下「ヨセフ」)は、もちろん「運命を受け入れている者」です。この物語の中でヨセフは何回か「勇敢だな」と、呟くシーンがあります。それは「運命を拒否して、立ち向かっていく者」の生き方が眩しくもあり、うらやましくもあるからだと思います。

 

というわけで、今回の入場特典はこちら。

 

アソートで、いろんな種類のものがあるのか、それともこれ1種類なのか、僕にはわかりません。ですが、この子はヒロインの野ノ子ではなく有栖川カンネ(声:名塚佳織)ですね。

 

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今回はパンフレットがないので、代わりに劇場で販売されていた「龍の歯医者 公式ビジュアルガイド」です。

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裏表紙です

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声優さんのページです。
岸井野ノ子(きしい ののこ)役の清水富美香さんのページ

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ベル(ベルナール・オクタビアス)役の岡本信彦さんのページ

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夏目柴名(なつめ しばな)役の林原めぐみさんのページ

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 悟堂ヨ世夫(Joseph Godo/ごどう よせふ)役の
山寺宏一さんのページ

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キャラクターのページ

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龍の設定ページ

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ということで、今回は以上です。

 

龍の歯医者 公式ビジュアルガイド
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