劇場アニメ/エクセル/デジタルイラスト
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ペントスの気まぐれブログ

劇場アニメとエクセルの話を不定期で掲載しています ※過去記事にはデジタルイラストの話もあります

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デジタルイラスト奮闘記-38 ---- 教則本の話-2/グラフ用紙の話

前に「デジタルイラスト奮闘記-36 ---- 教則本の話 」で、「基礎製図演習(2)」という本をお手本にして、「単純な図形を正確に描く練習をする」という話をしました。

 

この記事の中の「CADソフトを使って、グラフ用紙のような練習用のシートを作った」というような内容があったので、今回はこの方法について軽く触れてみたいと思います。

 

順を追って説明しますとこういう事です。。

 

1)「基礎製図演習(2)」には、練習用の用紙や書籍に描き込むスペースがあるので、自分で練習用のグラフ用紙を用意する必要はない。

 

2)しかし書籍の用紙&スペースを利用した場合、書籍がB6サイズ(182ミリ×257ミリ)であるため絵が小さくなる。 → 練習なので、大きく描きたい

 

3)グラフ用紙は文具店、画材屋さん、etc.で購入出来るが、、、斜めの線のグラフ用紙はほとんどのショップで取扱いがない。

 

4)斜めの線のグラフ用紙は「斜眼紙(しゃがんし)」、「三角方眼紙(さんかくほうがんし)」、「菱眼紙(りょうがんし)」という名前で呼ばれ、大型の文具売場、画材店、ネットなどなら購入できる。

 

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ということです。

 

僕の場合は「2)書籍のサイズが小さいので、大きい紙に描きたかった」という事と3)、4)の「斜眼紙の購入に手間がかかる」という事情があるため、CADソフトで斜眼紙を自作しました。

 

で、、、CADソフトの話ですが「CAD」というのは広い意味があり、工作機械を動かすようなソフトや、3Dデータを扱うソフトの中にも「CAD」と呼ばれる場合があります。ですがここでいう「CADソフト」は2次元の図面を作成するためのもので、正確に言うと「2DのCADソフト」のことです。

 

一応、触れておきますが、PhotoshopやSAIはグラフ用紙(方眼紙)や斜眼紙を作るのには向いてません。理由は簡単で、実寸で印刷する機能がないからです。2DのCADソフトの場合は図面を原寸で描いてプリントする事があるため、例外的なものを除いて、必ず実寸でプリントする機能があります。

 

ちなみに、僕が作成した練習用の用紙の1枚がこちらです。 ※A4サイズです ↓  

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この用紙はグラフ用紙(以下「方眼紙」)の正方形の部分が一辺5ミリです。それに対して斜眼紙の菱形の一辺が4ミリです。

 

この比率にする理由は「基礎製図演習(2)」の6ページに記載されています。持っていない人のために簡単にいうと、正投映法で描いた場合、三面図(正面図、側面図、平面図(=上面図))の寸法の0.816倍になるからです。

 

要するに、こういうことです ↓

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三面図の方は一辺6マスで描いており、斜眼紙に描かれてた立方体も同様に一辺6マスで描かれていてサイズも違和感がありません。これは偶然ではなく、ちゃんとマス目の寸法を計算したからです。

 

 計算方法は「基礎製図演習(2)」の5ページから6ページに記載されております。数学の苦手な人にはちょっと複雑です。なので、ここでは触れませんがこういう事が出来るので、デジタルイラストに興味のある人で、ソフトに強い人はイラストの練習に2DのCADソフトを利用するのも良いと思います。

 

長くなるので、2DのCADソフトの話は省きましたが、この話はまた機会があれば、、、、ということで、今回は以上です。

 

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「基礎製図演習(2)」

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