デジタルイラスト奮闘記-17 ---- intuosのペン先がすり減ってきた
絵が上手になるというのは大変だと思います。僕なんて、ちっとも上達しませんし。ですが、それでもペンタブレットでダラダラと落書きを楽しむようになりました。そのせいだと思うのですがintuosのグリップペンの芯がすり減ってきました。 こんな感じです。
僕は付属のグリップペンを使っていますので芯は交換出来ます。ですが、最初に思いついたのは鉛筆やシャープペンのようにクルクルと回しながら使うことです。鉛筆やシャープペンで芯が画像のように斜めになってきたら、尖った方を下にするために、みんなペンや鉛筆を回転させて使っていると思います。
ところがintuosのグリップペンはそういう使い方は出来ません。その理由はペンにボタンがついているためです。割り当てにもよりますが、通常、ボタンを押すとスポイドツールが起動します。そのため、普通に描いている時はボタンに触れないようにグリップペンは常にボタンを上にして描くことになります。
要するに、鉛筆やシャープペンのようにクルクルと回転させながら使うことができません。そのためにどうしても片側だけがすり減って、芯が斜めになってしまいます。僕が最初に考えたのはボタンを下向きにして、指が当たってもツールが起動しないように、ボタンを無効にすることでした。
実際にやってみると、、、なぜかドライバーの画面の上では「無効」になっているにも関わらず、SAIの画面上でボタンに触れると(=ボタンを押すと)、スポイドツールが起動してしまいます。何回も確認してみたのですが、やはりintuosの設定画面では確かにボタンは「無効」になっています。
↓設定はこの通りですが、この状態でもスポイドツールが起動します。
正直言って、びっくりしたのですが、それほど落ち込む必要はありません。ソフトで無効化できなくても芯を交換すれば問題ありませんから。ということで、とりあえず芯を抜くことにしました。
僕のペンタブレットは intuos5 medium (PTK-650)ですから、芯を抜くためのツールはペン立ての中にあります。ペン立てはこんな感じです。
上の部分を回転させて外すとこんな感じです。芯の真ん中にある金属製の輪が芯をつまむためのC形の道具で、「芯抜き」と呼ばれています。
芯抜きも外して並べるとこんな感じ
アップにすると、こんな感じです。半円形に切り込みが入っているので、ちょうど芯をつかむ事が出来ます。
芯抜きで芯を抜くと、こんな感じです。グリップペンの先端の金属の部分は外す必要がありません。そのまま軽く引っ張れば芯は抜けます。
僕の場合、それほど芯が減っていなかったので、芯を回転させて元に戻しておきました。まだしばらく使えそうです。
最新版の Intuos、Intuos Pro は、タブレット背面に芯抜きパッドがあるそうで、そこに引っ掛けて、抜くようです。以下のリンクに抜き方が動画で説明されています。
※ Intuos4、 Intuos5の説明動画もあります。
↓
2013年9月発売のIntuos、Intuos Pro および Intuos5、Intuos4の替え | Wacom
というわけで、今回はここまでです。