デジタルイラスト奮闘記-11 ---- 重要! ペンタブの縦横比
最近の話ですが、落書きをしながらニコニコ動画にアクセスしたところ、ペンタブレット関連の動画を見つけました。すごくためになる動画なので手を止めて見ていたのですが重要な話があって、びっくりしました。 それはペンタブレットの読み取り範囲の設定で、「ペンタブレットの読み取り範囲をモニターの縦横比に合わせる設定があり、設定しないと円を描いても楕円になってしまう」、という話でした。
嫌な予感がして自分の設定を確認してみると、、、、未設定。要するに、僕は今まで円を描いても歪んで楕円になってしまうような状態で描いていたという事になります。ペンタブレットを使った事のない人からすると、「そんな事に気が付かないのか?」と言われそうですが、その動画のコメントに「3年気が付かなかったwww」、「知らんかった」、「今設定したwww」etc.気がついていない人も多く、実際、僕もその1人です。
気が付かない最大の理由は、ペンタブレットの読み取り範囲の縦横比にあります。僕の場合、 intuos5 medium (PTK-650)ですので、読み取り可能範囲は223.5×139.7mm です。縦横比を計算してみる「8:5」になります。
ワイドモニターの縦横比は16:9ですから、これと比べると僕のペンタブレットの8:5(=16:10)というのは、ちょっとだけ縦長です。旧型の4:3モニターと比較すると8:5(=4:2.5)ですから、今度はちょっとだけ横長になります。
ペンタブレットの場合、手元を見ずに描きます。しかも前述のとおり、縦横比の差は微妙です。そのためアナログイラストのキャリアが長く、精密なイラストを描く人ならともかく、ほとんどの人が僕のように、「ちょっと違和感あるけど、手元を見ずに描いているんだから、こんなもんだろう」と感じて、そのまま気がつかないという事です。
ちなみに、この動画ではこちらで前に触れたタッチホイールの無効化、ペンタブレットでPhotoshopが使いにくい理由(ブラシツールの設定が必要)、ペンタブレットでのSAIとPhotoshop使い分け、etc.、役に立つ話を動画で説明してくれています。ペンタブレットユーザーはもちろん、これから購入予定の人も含めて必見の動画ですので、とりあえず、002と001を貼り付けておきます。
PS:動画をUPした天川詩月さん、ありがとうございます。
ゼロからでもおk!お絵かき講座 002:ペンタブレット(intuos4)
縦横比の設定は6分20秒くらいから
ゼロからでもおk!お絵かき講座 001:読み込み・新規作成と保存の仕方
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一応、画像も貼り付けときます
※マッピングの座標検出モードにはペンとマウスの2つの設定があります。
マウスのラジオボタンがオンになっている場合はこんな画面になります↓